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大井川鐵道、「すべらない砂」と「護摩木」を受験生向けに販売

2019年12月24日 発表

受験生などに向けた「すべらない砂」と「護摩木」

 大井川鐵道は、受験生などに向けた「すべらない砂」「護摩木」の販売を開始した。

「すべらない砂」は、鉄道車両が急坂を走行するときに滑り止めとしてレールの上にまかれるもの。SLを走らせる同社では、秋から冬にかけて杉などの落ち葉が線路上にたまり、滑りやすくなった際に砂をまいて安全な走行に役立てている。こうしたことから、「試験にすべらない」「困難にも踏ん張ることができる」縁起物として受験生に人気となっているという。

「護摩木」は、願い事を書いて焚き上げることで願いが叶うとされるもの。同社では、願い事が書かれた護摩木を出発前のSLの罐(かま)に投入し、丁寧に焚き上げることで、願い事の「完全燃焼」を手助けする。

 価格は、すべらない砂が200円、護摩木が180円、セットが350円。大井川鐵道主要駅売店(金谷・新金谷・千頭)と新金谷プラザロコ売店で販売される。

SLが砂をまく様子
護摩木をSLで焚き上げる様子
販売を前に12月20日に智満寺でご祈祷