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タクシー配車アプリ「MOV」、乗務員向けの「お客様探索ナビ」を商用化

2019年12月10日 発表

「お客様探索ナビ」の画面イメージ

 DeNAは12月10日、タクシー配車アプリ「MOV」において、乗務員向けのナビゲーション機能「お客様探索ナビ」の商用運用を開始したと発表した。

 お客様探索ナビは、運行中のタクシー車両から収集するプローブデータをAIを活用して解析し、需要供給予測を行ない、タクシーを待つユーザーがいる場所まで乗務員を誘導するもの。

 乗務員が目的地を入力する必要はなく、案内に従って走行することで、効率的に乗客を探せる。ユーザーは、スピーディにタクシーを捕まえられるようになるという。

 同社では、2018年11月から5回にわたって実証実験を行ない、実用性の検証を進めてきた。単にエリアの需要予測をするだけでなく、他のタクシーの供給量も加味しながら最適な経路を推薦することから、乗務員からも好評で、とりわけ経験が少ない新人にとっては有益なツールとなり得る。

 今回の商用化にあたっての対象エリアは、今回のサービス対象エリアは、神奈川県横浜市中区・西区・南区・神奈川区・保土ヶ谷区の5区で、順次データが集まり、実用性が確立された地域に拡大していく。

道路レベルでの需要予測結果の一例