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南海フェリー、徳島県をイメージしたSNS映えする新造船「フェリーあい」を12月15日就航。初便往復乗船客に先着で記念品

2019年12月15日 就航

南海フェリーの新造船「フェリーあい」が12月15日に就航する

 南海フェリーは11月20日、建造中の新造船「フェリーあい」を12月15日に就航することを発表した。和歌山~徳島航路に導入する。この新造船就航に伴い、「フェリーつるぎ」は12月15日の徳島港(8時00分発)上り4便をもって、22年間の運航に終止符を打つ。

 フェリー“あい”は、海を渡る旅の主人公は私「I(あい)」、「愛」する家族、友人、恋人と出会うための楽しい船旅、徳島名産の「藍」染めの色を基調とした船、といったイメージを込めて命名されたもので、2019年7月に進水した。

 総トン数は2825トンで、藍色のソファなど徳島県や四国をイメージした内装、女性専用席、眺望のよいグリーン席などを設けるほか、多言語での各種案内表記や船内放送、Wi-Fi環境などを提供。インスタ映えする外観も含めて工夫を凝らし、楽しい空間と船旅の提供に努めるとしている。

 就航日となる12月15日は、和歌山港(10時35分発)下り5便と、徳島港(13時25分発)上り6便の乗船客先着100名に就航記念品をプレゼントする。

船内前方の椅子席
新設する女性専用席(絨毯)