羽田空港で「免税EC空港駅受け取りサービス」の実証実験

免税EC空港駅受け取りサービスのイメージ

　JR東日本スタートアップ、JR東日本物流、JR東日本リテールネット、東京モノレールの4社は、WAmazingと協業し、訪日外国人旅行者を対象に、東京駅の土産菓子などを免税販売し、東京モノレール羽田空港国際線ビル駅で引き渡す実証実験を11月21日から実施する。

　実証実験は、土産菓子や化粧品をスマートフォンなどで購入し、空港で受け取れるようにしようというもの。訪日外国人旅行者がECサービス経由でお土産用の商品を購入し、手ぶらで旅行を楽しんだうえで、空港で商品を受け取れるようにする。

　土産菓子は、東京ばな奈「見ぃつけたっ」、シュガーバターの木 シュガーバターサンドの木、東京たまご ごまたまご、東京駅焼きショコラなど、化粧品は、資生堂ブランド、IPSA、ORBIS、THREE、ITRIM、Amplitude、ASTALIFT、ReFa、YA-MAN TOKYO JAPANなどが対象商品となる。

　商品は、WeChatミニプログラム「玩尽日本免税站」と専用サイトで購入できる。帰国日の3日前までの購入が条件で、対応言語は中国語、台湾・香港・中国からの旅行者が対象となる。受取可能時間は11時～20時で、決済方法はクレジットカード（Visa/Master）とWeChat Payが選択できる。引き渡し場所は、羽田空港国際線ビル駅の3階改札口付近。

　なお、先着300名に東京モノレールオリジナルメモピットをプレゼントするキャンペーンも実施される。

　4社では、2020年の免税手続きのオンライン化に向け、サービスの実用化や対象商品の拡大などを検討していくとしている。

引き渡し場所

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