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JR西日本、冬の日帰り旅行やお出かけに便利な「冬の関西1デイパス」発売

2019年11月1日~2020年2月28日 販売期間

2019年12月1日~2020年2月29日 利用期間

JR西日本は「冬の関西1デイパス」を発売する

 JR西日本は、京阪、南海、近鉄、大阪水上バスの5社が連携した「冬の関西1デイパス」を発売する。

 同商品では「関西自由周遊区間」内の新快速・快速を含むJR普通列車の普通車自由席、大阪水上バスアクアライナー、江若交通バスの堅田駅以南エリアと琵琶湖大橋線の堅田駅~匂当内侍前が1日乗り放題になるほか、京阪沿線「大津・琵琶湖エリア」、南海沿線「高野山エリア」、近鉄沿線「奈良・西ノ京エリア」のいずれか1つのエリアに行くことができるチケットとの引換券がセットになっている。また、「関西自由周遊区間」内のJR西日本の主な駅でJR西日本レンタカー&リースが運営するレンタサイクル駅リンくんを1日1回利用できる(大人のみ)。京都鉄道博物館や琵琶湖周辺施設などでは、きっぷの提示により利用特典が受けられる。

「大津・琵琶湖エリア」に行くことができる「びわ湖チケット」の引換場所は、京阪山科駅、京阪石山駅、京阪膳所駅、京阪大津京駅、坂本比叡山口駅と、琵琶湖汽船の大津港、長浜港、今津港となる。これにより、京阪電車御陵駅~びわ湖浜大津駅と石山駅~坂本比叡山口駅が1日乗り放題になるほか、琵琶湖汽船の「ミシガン80(企画クルーズを除く)」や「南湖遊覧ボート」、「竹生島クルーズ」、「雪見船(期間限定運行)」のいずれか1乗船が可能となる。

「高野山チケット」は、南海電鉄の新今宮駅で引換可能。南海電鉄の新今宮駅~高野山駅間(ケーブル含む)を往復でき、高野山内の南海りんかんバスが1日乗り放題となる(立里線、高野龍神線、高野丹生都比売線を除く)。

「奈良・西ノ京チケット」は、近鉄電車の鶴橋駅、京都駅で引換できる。近鉄電車の鶴橋駅または京都駅~フリー区間までの往復が可能で、フリー区間は1日乗り放題となる。また、奈良交通バスの奈良公園・西ノ京エリアが1日乗り放題となるほか、定期観光バスの奈良公園エリア2コースのうちいずれか1コースを利用できる。

 価格は大人3670円、子ども1830円。販売期間は2019年11月1日~2020年2月28日、利用期間が2019年12月1日~2020年2月29日となる。JR西日本ネット予約「e5489」と関西自由周遊区間内・和歌山・福知山地区の一部の駅のみどりの券売機で販売する。

JR西日本「冬の関西1デイパス」商品概要