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ドコモ、観光地のフリーWi-Fiからおみやげカタログを送付できる「おみやげWi-Fi」

広島県内の観光バスで第1弾スタート

2019年9月26日 開始

「おみやげWi-Fi」の利用の流れ

 NTTドコモは、同社のフリーWi-Fiサービスにおいて、スマートフォンからおみやげを送るビジネスモデル「おみやげWi-Fi」を考案し、9月26日から広島県内の観光エリアで自社商品の販売を開始した。

 おみやげWi-Fiは、Wi-Fiスポットにアクセスした旅行者に対し、地域の特産品などのおみやげをオンライン販売しようというもの。おみやげや限定グッズなどのカタログをWeb上で購入し、メッセージや写真・動画を添えてSNSやメールで家族や友人に送付できる。受け取った側はカタログの中から好きな商品を選択し、住所などを入力することで後日商品が届けられる。

 同社では、販売収入の一部をWi-Fiスポット提供事業者に還元することで、Wi-Fiサービスの運用コストを抑えることが可能になるとしている。また、ユーザーにとっても、同サービスを利用することで手荷物を減らしたり、隙間時間を有効に活用したりできるメリットがあるとしている。

 まずは第1弾として広島県内の観光バス(約90台)でサービスを開始。今後は他の都道府県の観光地でも展開するほか、コンサートなどのイベントやレジャー施設などでも利用できるようにしていくという。

関係各社の役割とメリット