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令和元年のお盆は西日本を中心に厳しい暑さ。日本気象協会、8月10日~18日の天候情報発表

2019年7月25日 発表

日本気象協会は、令和元年のお盆時期の天候に関する情報を発表した

 日本気象協会は、令和元年のお盆時期(2019年8月10日~18日)の天候に関する情報を発表した。

 お盆時期は関東から九州、奄美・沖縄は晴れる日が多く、西日本を中心に猛烈な暑さが続く予想。昼間だけでなく、夜間も熱中症に警戒が必要であり、室内では適切に冷房を使用し、こまめに水分・塩分を補給し、熱中症対策を心がけるよう呼びかけている。

令和元年のお盆時期(2019年8月10日~18日)の天気傾向

・北日本では晴れる日が続かず、くもりや雨の日も。
・東・西日本は晴れる日が多いが、山沿いを中心に午後は局地的大雨に注意を。
・全国的に気温は平年並みで、西日本を中心に猛暑日も。熱中症に厳重警戒。

 気温の上昇や湿った空気の影響で午後は大気の状態が不安定になり、局地的大雨、いわゆる「ゲリラ豪雨」や落雷、突風に注意が必要。スマートフォンのアプリなどで雨雲の動きを確認し、黒い雲に覆われてきたり、雷の音が聞こえてきたりしたら、早急に安全な建物の中などに避難するようにとのこと。

各地域の天候のポイント

北海道・東北(北日本):
・北海道、東北の太平洋側は、晴れる日が続かず、くもりや雨の日も。
・東北の日本海側は、気圧の谷や湿った空気の影響を受けにくく、平年と同様に晴れる日が多い。
・気温は、ほぼ平年並み。晴れる日は暑い。

関東甲信~九州(東・西日本):
・平年と同様に晴れる日が多い。
・西日本ほど厳しい暑さで、猛暑日となる日がある。夜も寝苦しいため、熱中症に警戒。
・気温の上昇に伴って、大気の状態が不安定になる。山沿いは局地的大雨や雷雨に注意が必要で、平野部も天気の急変する日がある。

奄美・沖縄(南西諸島):
・高気圧に覆われ、晴れの天気と暑さが続く。
・台風情報をこまめにチェック。

 以上の情報は7月25日時点での予測資料によるもので、最新の気象情報は日本気象協会の天気予報専門メディア「tenki.jp」などをご確認いただきたい。