ニュース
日本最大IMAXシアターを擁するグランドシネマサンシャイン池袋に行ってみた。7月19日のこけら落としは新海誠監督「天気の子」
2019年7月18日 19:24
- 2019年7月19日 開業
東急不動産と東急不動産SCマネジメントは、7月19日に開業する商業施設「キュープラザ池袋」（Googleマップ）の内覧会を実施した。
キュープラザ池袋は地上14階、地下1階の商業施設で、4階から13階までを「グランドシネマサンシャイン池袋」が占めており、国内最大のIMAXシアターを含む計12スクリーン、2443席規模のシネコンが入居する。シネコン運営は佐々木興業が担当。同社は7月12日にシネコンの先駆け的存在だったシネマサンシャイン池袋を閉館しており、そのリプレイス先として開業を迎える。
シネコン最上階は国内最大スクリーンのIMAXシアター
特筆すべきは、12～13階に25.849×18.910mという国内最大のスクリーンを持つIMAXシアターを常設している点で、2機の4Kレーザープロジェクタと12チャンネルのサラウンドシステムを備える「IMAXレーザー/GTテクノロジー」を導入している。高さ18.910mのスクリーンは6階建てビル相当の大きさがあり、劇場で中央付近のシートに座るとほぼ視界を覆われる格好になる。
シートはグランドクラス、プレミアムクラス、スタンダードクラスの3グレードに加えて、最前列には寝そべって見上げるタイプのフラットシートを設定している。IMAXシアターの鑑賞料金は、2Dが通常料金＋700円、3Dが通常料金＋1100円（3Dグラス持参割引なし）で、グランドクラスは通常料金＋3000円（ミールクーポン1200円分を含む）、プレミアムクラスは通常料金＋1500円（ミールクーポン700円分を含む）。なお、開業初日のオープニング上映は、同日公開の新海誠監督の最新作「天気の子」を予定している。
IMAXシアターで行なわれた開業前会見では、佐々木興業 代表取締役の佐々木伸一氏が登壇。12日に閉館したシネマサンシャインに触れ、「このグランドシネマサンシャイン池袋も皆さんに愛される映画館になってほしい」とコメントした。
「映画祭」をイメージした内装のグランドシネマサンシャイン池袋
グランドシネマサンシャイン池袋の内装は、フロアごとに異なる「国際映画祭」をモチーフにしており、「アカデミー賞」「カンヌ」「ヴェネチア」「ベルリン」のほか、IMAXシアターは「タイムレス」をテーマにしたという。
