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「ANAのお仕事体験」を津久井浜で開催。子供たちが飛行機の運航業務を体験

「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会」で実施

2019年5月11日~12日 実施

ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会 津久井浜会場のメインステージにおいて「ANAのお仕事体験」を開催した

 ANA(全日本空輸)は、5月10日から15日の期間で開催している「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会(Fly! ANA Windsurfing World Cup YOKOSUKA MIURA Japan)」に合わせ、津久井浜会場のメインステージにおいて、子供たちがANAの運航業務を疑似体験できる「ANAのお仕事体験」と題したイベントを実施した。

 このイベントは、5歳から小学4年生までの子供を対象として、ANAの航空機の搭乗から着陸までの仕事を疑似体験するという内容で実施。参加した子供たちは、パイロット、CA(客室乗務員)、整備士、グランドスタッフ、グランドハンドリングスタッフの制服を着用。メインステージ上を航空機の機内と仮定して、ANAの本物のパイロットやCA、整備士から手ほどきを受けつつ、実際に空港や機内で行なわれている業務を体験した。

メインステージ上をANAの航空機と仮定し、制服を着用した子供たちが本物のANAスタッフとふれ合いながら搭乗から着陸までの仕事を疑似体験

 まずはじめに、駐機している「三浦海岸行き」の旅客機を整備士が点検し、異常のないことをパイロットに報告。続いて、グランドスタッフが乗客へ搭乗開始の案内を行ない、乗客を機内へと迎える。

 機内では乗客をCAが出迎え、全乗客の搭乗と安全を確認。その後、機内アナウンス、機長による安全確認のあとに、整備士に見送られながら離陸。そして、無事三浦海岸に着陸し、グランドハンドリングスタッフによるマーシャリングと旅客機のドアオープン。乗客が降機してから、整備士による機体確認と報告が行なわれた。

まずはじめに、整備士が航空機を点検し、異常がないことをパイロットに報告
グランドスタッフが搭乗開始のアナウンス
CAが乗客をお出迎えし、機内の安全を確認
CAによる機内アナウンスも体験
パイロットも安全確認や報告など忙しい業務をこなす
整備士に見送られながら三浦海岸行きの航空機が離陸
フライト中は、CAがアナウンスなどで大活躍

 このように、小学校低学年以下の子供を対象としたイベントではあるが、用意されたプロセスはなかなかのもの。海岸に用意されたステージ上での体験ということで、ANA関係者も「臨場感がちょっと足りないかも」と心配していたが、参加した子供たちは、本物そっくりの制服を着用して、ANAスタッフとふれ合いながら本格的な業務を体験できたことを大いに楽しんだようで、終始笑顔が絶えなかった。そして、イベント終了後には「とても楽しかった」との声があふれ、和気あいあいとした雰囲気のなか、イベントは終了した。

 このイベントは、5月12日も行なわれる予定。事前に申し込んだ子供たちを対象としているため当日参加は不可能だが、津久井浜海岸で繰り広げられるANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会の観戦と合わせて、子供たちがANAの運航業務を体験する様子を楽しんでもらいたい。

三浦海岸に無事着陸した航空機をグランドハンドリングスタッフがマーシャリング
グランドハンドリングスタッフが航空機のドアをオープン
CAが乗客をお見送り
最後に整備士が航空機を点検し、問題がないことをパイロットに報告
ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会は、津久井浜海岸と三浦海岸を会場に、5月10日から15日の日程で開催