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2019年GW渋滞の最長は東北道(上り)久喜IC付近の49.7km。高速道路各社、速報値を公開

新名神開通効果で東名阪の渋滞減少など

2019年5月7日 発表

2019年のゴールデンウィーク期間(4月26日~5月6日、11日間)の交通状況について、速報値を発表した

 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)は5月7日、2019年のゴールデンウィーク期間(4月26日~5月6日、11日間)の交通状況について、速報値を発表した。

 昨年のゴールデンウィーク期間(2018年4月27日~5月7日)と比べて交通量は約17%増加、10km以上の渋滞回数は225回増加、30km以上の渋滞回数は26回増加した。渋滞回数のピークは地域により異なるが、全国的に見て下りは5月2日、上りは5月3日となった。

2019年GW期間にNEXCO各社/JB本四管内で発生した特に長い渋滞

※BS:バスストップ、IC:インターチェンジ、JCT:ジャンクション、PA:パーキングエリア

NEXCO東日本管内

東北自動車道(E4): 下り 羽生PA付近から約40.6km
[ピーク]4月28日7時10分ごろ(事故および交通集中のため)
[ピーク]4月29日9時20分ごろ(交通集中および事故のため)
[ピーク]5月2日8時45分ごろ(事故および交通集中のため)
東北自動車道(E4): 上り 久喜IC付近から約49.7km
[ピーク]5月2日18時10分ごろ(交通集中および事故のため)

NEXCO中日本管内

中央自動車道(E20): 下り 上野原IC付近から約49.5km
[ピーク]5月2日8時15分ごろ(交通集中および事故のため)
東名高速道路(E1): 上り 秦野中井IC付近から48.8km
[ピーク]5月4日17時50分ごろ(事故および交通集中のため)

NEXCO西日本/JB本四管内

名神高速道路(E1): 下り 旧山科BS付近から約41.6km
[ピーク]4月29日18時10分ごろ(交通集中および事故)
名神高速道路(E1): 上り 草津JCT付近から約39.7km
[ピーク]5月3日7時45分ごろ(交通集中および事故)

 トピックとして、新名神高速道路(E1A)新四日市JCT~亀山西JCT間の開通により東名阪自動車道(E23)の交通が分散。東名阪道における10km以上の渋滞回数が、昨年同時期の16回から今年は8回と半減した(新名神の渋滞は0回)。また、20km以上の渋滞は、6回から1回に減少している。

新名神 新四日市JCT~亀山西JCT間の開通により東名阪道の交通が分散。渋滞回数が減少した

 東海北陸自動車道(E41)の4車線化により、白鳥IC~飛騨清見IC間の交通量は増加したものの、5km以上の渋滞は昨年同時期の9回から1回へと減少。高松自動車道(E11)の4車線化でも、鳴門IC~高松市境間の交通量は増加した一方、5km以上の渋滞は7回から0回になった。

東海北陸道の4車線化により、白鳥IC~飛騨清見IC間の5km以上の渋滞が9回から1回へと減少した
高松道の4車線化により、鳴門IC~高松市境間の5km以上の渋滞は7回から0回になった