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横浜市営地下鉄、あざみ野駅から新百合ヶ丘駅まで延伸。2030年開業予定で所要時間20分短縮

2019年1月23日 発表

2030年 開業予定

横浜市営地下鉄ブルーラインをあざみ野駅から小田急線新百合ヶ丘駅南口付近まで延伸する

 横浜市 都市整備局 都市交通課、交通局 建設改良課、川崎市 まちづくり局 交通政策室は、横浜市営地下鉄ブルーライン(横浜市高速鉄道3号線)の延伸事業化を発表した。

 横浜市営地下鉄あざみ野駅から小田急線新百合ヶ丘駅南口付近までの6~6.5kmの区間を整備・運行する。開業は2030年を目標としている。

 整備区間にはあざみ野駅以外に4駅を新設する予定で、「東側ルート」「中央ルート」「西側ルート」が候補に挙がっており、現状はより整備効果が高いという「東側ルート」が有力とのこと。

横浜市営地下鉄ブルーライン(横浜市高速鉄道3号線)の整備効果

1. 広域的な鉄道ネットワークの形成:
横浜・新横浜都心、港北ニュータウン、新百合ヶ丘・多摩ニュータウンなど、横浜と川崎市北部、多摩地域を結ぶ、新たな都市軸が形成されます。また、災害等による輸送障害発生時の代替経路が確保されます。
2. 新幹線へのアクセス機能の強化:
横浜市北西部のみならず、川崎市北部・多摩地区など、広い範囲から新横浜駅へのアクセス機能が強化されます。
3. 移動時間の短縮例:
[拠点間アクセスの強化]新百合ヶ丘~あざみ野間の所要時間約30分が約10分へと約20分短縮(乗換なし)
[新幹線アクセスの強化]新百合ヶ丘~新横浜間の所要時間約35分が約27分へと約8分短縮(乗換なし)
4. 沿線地域の活性化:
新駅周辺まちづくりの活性化や、ターミナル駅の交通結節機能、沿線地域の公共交通ネットワークの強化に寄与します。
5. 需要予測:
約8万人/日

Webサイト:横浜市の記者発表資料(PDF)