日本旅行、ハローキティを宣伝部長に任命。「日本旅行といえばハローキティ」と堀坂社長

日本旅行は11月1日、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」を宣伝部長に任命した

　日本旅行は、サンリオ（サンリオエンターテイメント）の人気キャラクター「ハローキティ」を日本旅行の創業日であり、ハローキティの誕生日でもある11月1日付で宣伝部長に任命した。

　ハローキティは、1996年に日本旅行が国内企画旅行商品の「赤い風船」のイメージキャラクターとして起用して以来、22年間にわたりパンフレットやポスター、イベントなど国内旅行のさまざまなシーンに登場している。

株式会社日本旅行 代表取締役社長 堀坂明弘氏

　同日行なわれた共同記者会見では、日本旅行 代表取締役社長 堀坂明弘氏がマイクを持ち、ハローキティの起用について「22年間の長きにわたりパンフレットやイベントなどに登場していただき、『日本旅行といえばハローキティ』とイメージしていただけるほど浸透してきた」と評価した。

　また今年の6月からは、同社の親会社であるJR西日本（西日本旅客鉄道）が山陽新幹線でハローキティ新幹線の運行を開始したこともあり、これまで以上に同社を強力にPRしてほしいとしたほか、「これを機に、世界的に人気があるハローキティに日本国内だけではなくて、世界中の人々に向けて、よりお客さまに親しまれ、喜ばれる販売促進活動を行なっていきたいと思っております」とコメントした。

　続けて、堀坂氏はハローキティの仕事内容を説明。ハローキティは、引き続き国内企画旅行商品「赤い風船」の販売促進を行なうほか、すべての分野におけるイメージキャラクターとなる。ハローキティの宣伝部長としての仕事は以下のとおり。

ハローキティの宣伝部長としての仕事

・国内企画旅行商品「赤い風船」の販売促進
・海外企画旅行商品「マッハ」「ベストツアー」の販売促進
・「ハローキティ新幹線」利用商品の販売促進
・訪日外国人向け旅行商品「Red Balloon」の販売促進
・日本旅行のお店を「ハローキティ」店舗に装飾
・「ハローキティ」ラッピングバスの運行
・地方創生や法人営業などへの取り組み

ハローキティの宣伝部長としての仕事

　またハローキティとの取り組み例として、広島駅構内にあるTiS広島支店をハローキティでラッピングし、10月にリニューアルオープンしたことを紹介。11月17日には、平成30年7月豪雨で落ち込んだ広島県の観光振興、観光需要の早期回復に向けた取り組みの一環として、ハローキティがTiS広島支店を訪問する予定であることも紹介された。

株式会社サンリオ 専務取締役 福嶋一芳氏

　続けてサンリオ 専務取締役 福嶋一芳氏が「キティちゃんは129か国に出ているが嫌われない。嫌われないというのは宣伝部長としてよい。急激な出世だから戸惑っているところもありますが、キティちゃんもやりがいがありますし、世界に向けてどんどん活躍したいと思っていますので、みなさんどうぞよろしくお願いします」とあいさつした。

　会見後に行なわれた任命式では、日本旅行 代表取締役社長 堀坂明弘氏からキティちゃんに辞令が交付された。

辞令を受けるキティちゃん

日本旅行の宣伝部長に任命された

　日本旅行では、ハローキティの宣伝部長就任および同社の創業113周年を記念して、5万円以上の旅行商品を購入した人のなかから、抽選で113名にハローキティ関連商品をプレゼントするキャンペーンを実施する。受付期間は11月1日から12月16日まで、応募はWebサイトで受け付ける。

ハローキティ“宣伝部長”就任記念キャンペーン詳細

受付期間：2018年11月1日～12月16日
応募方法：Webサイトからの応募
賞品：
A賞 ハローキティ 新幹線で行く旅1泊2日 1組2名
B賞 岡山県湯郷温泉 ゆのごう美春閣 ハローキティ ルームペア宿泊券 2組4名
C賞 2019年版日本旅行オリジナル ハローキティ 卓上カレンダー＆ハローキティフリクションボールペン 50名
D賞 日本旅行オリジナル ハローキティ 文具セット 60名
Webサイト：ハローキティ“宣伝部長”就任記念キャンペーン（PDF）
Webサイト：日本旅行