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世界最大級 旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2018」。一般公開日は9月22日~23日

商談会を9月20日から開始

2018年9月22日~23日 一般公開

ツーリズムEXPOジャパン推進室 室長 早坂学氏

 JATA(日本旅行業協会)とJNTO(日本政府観光局)は、世界最大級 旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2018」に関する概要説明会を開催した。

 ツーリズムEXPOジャパン 2018は、JTTA(日本観光振興協会)、JATA(日本旅行業協会)、JNTO(日本政府観光局)が共同で主催する旅の祭典で、東京ビッグサイトを中心に開催。東京コンファレンスセンター・有明などを使いながら、9月20日と21日が観光業界と報道向け、22日と23日が一般向けとして、計4日間開催する。

 ツーリズムEXPOジャパン推進室 室長 早坂学氏は、2018年の全体概要について説明。一般消費者向けには「見つけよう。旅の『新しいカタチ』。」を、業界関係者向けには「創ろう。ツーリズムの『新しいカタチ』。」をテーマとして訴求していく。

 ツーリズムEXPOジャパンは、フォーラム&セミナー、展示商談会、交流会、検証事業の4つの柱からなり、2017年のツーリズムEXPOジャパンの結果、旅の規模の拡大、新しい旅の提案、国際会議のメンバーの増加を達成。2017年の来場者数は19万1577人だったが、2018年は業界日5万5000人、一般日14万人の合計19万5000人を目標としている。

 国内旅行・インバウンド向けの国内観光の出展企業数は、397から527へと増加。海外の出展企業数も736から768へ増加し、2018年のツーリズムEXPOジャパンでは、「リゾートウェディング」「アドベンチャーツーリズム」「スポーツツーリズム」「留学」「クルーズ」の5つのテーマコーナーを新たに設ける。

 ツーリズムEXPOジャパンと同時開催の「VISIT JAPAN トラベル&MICE マート 2018」(以下、VJTM)については、VJTMを主催するJNTO 企画総室 次長 鄭然凡氏が説明。これは日本各地のインバウンドに携わる570社、世界32か国・地域の訪日旅行をおよびMICEを取り扱う旅行会社、海外メディア約380社が商談などを行なっていく。日本のインバウンドは急成長を遂げているが、その成長エンジンとなっている商談会だ。

 ただ、現在は直前に台風21号による関西空港の被災、北海道地震などにより日本で災害が続いていることから、鄭氏は海外への各国語での正確な情報発信が必要であるという。そのためのWebページを開設し、日本の正確な災害情報発信に力を入れているとのことだ。

日本政府観光局 企画総室 次長 鄭然凡氏
海外への正確な情報発信に力を入れている

概要説明会で紹介されたツーリズムEXPOジャパン2018の見どころ

 JATA、JNTOからの紹介のあとは、ツーリズムEXPOジャパン2018出展者からのブース紹介が行なわれた。もちろん全ブースではなく、今年の見どころ紹介という位置づけだろう。

 ハワイ州観光局は4DXという体感シアターをブース内に設ける。ハワイ州観光局 PR & Marketing マネージャー 宮本紗絵氏は、ハワイのブースを「ツーリズムEXPOジャパン初」「超ハワイ体験」「テクノロジー」の3つのワードで紹介。8台の特殊カメラによる「Swing Snap」作成もできるようで、スマホ世代はとくに楽しめるブースに仕上がっているようだ。

ハワイ州観光局 PR & Marketing マネージャー 宮本紗絵氏
4DX
Swing Snap

 岡山電気軌道 マネージャーの牧賢吾氏は「ワンダフルセトウチ」というテーマでのブースを紹介。JR西日本と共同で展開し、瀬戸内をプロモーションしていく。

岡山電気軌道 マネージャーの牧賢吾氏
ワンダフルセトウチ

 大阪糖菓 代表取締役 フロイスしおり氏はコンペイトウ王国を、本田技研&NextremerはAIによる観光案内を紹介した。

大阪糖菓 代表取締役 フロイスしおり氏
展示するコンペイトウの一部
Nextremer 代表取締役 CEO 向井永浩氏
本田技研工業 中島慶氏

 最後に登壇したのは、東京ドーム 興業企画部 コンベンショングループ 佐々木勇祐氏で、ツーリズムEXPOジャパンで人気となっている「ご当地どんぶり選手権」を紹介。今年は16のご当地どんぶりが参加するとし、会場で参加するどんぶりのいくつかを紹介した。

東京ドーム 興業企画部 コンベンショングループ 佐々木勇祐氏