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JAL、夏のアイスコーヒーはさらに華やかに。夏だけ楽しめる季節限定メニュー
2018年8月8日 00:00
JAL（日本航空）は6月1日、国内線機内ドリンクサービスの夏季限定メニューとしてアイスコーヒーの提供を開始した。6月1日～8月末日まで提供予定としているが、予定数量がなくなりしだい終了。記者も2017年8月後半にJALに乗った際に、品切れとなっていた記憶があるので、非常に人気のあるドリンクとなっているのだろう。
今回、2018年シーズンのアイスコーヒーを味わうためにJAL便に搭乗（それだけの用事ではなかったが）。簡単に2018年シーズンのアイスコーヒーを紹介していく。
JALが季節限定メニューとしてこだわりのアイスコーヒーを機内サービスで始めたのは、2011年7月21日から。コーヒーハンターとして知られるMi Cafeto（ミ・カフェート）の川島良彰社長プロデュースによるもので、JALの「機内でくつろいでお楽しみいただく一杯なら、こだわりの一杯にしたい。」という思いが込められている。
その後、毎年コーヒーのブレンドを変更しつつ、今ではすっかりJALの夏の風物詩として定着した感がある。
JALのアイスコーヒーを飲んだことがある人は分かると思うが、非常にすっきりしたまろやかなもので、そこに年ごとに異なった風味が加わっている。実際に機内で2018年のアイスコーヒーを飲んでみたが、より華やかな香りを感じることができ、本格的な喫茶店でないとなかなか味わえない高品質なもの。アイスコーヒー好きであれば、必ず満足できるものだろう。
このアイスコーヒーでうれしいのは、普通席もクラスJもファーストクラスも同じ品質のアイスコーヒーが提供されていること。搭乗クラスに関係なく美味しいコーヒーが飲めるので、JALの国内線に乗った際は積極的に注文してみてほしい（ただし、ファーストクラスは氷を入れてもらえるなど、ちょっとした違いはあるとのこと）。
詳細についてJALに確認してみたので、コーヒー好きの方はチェックしてみていただきたい。
──2018年のコーヒー豆について。変更点などは？
JAL：（豆について）コロンビアとブラジルのレインフォレストアライアンス認証農園のアラビカ種のコーヒー豆を7:3の比率で使用したものとなります。
（その他の変更点について）2017年のパッケージは青と白のストライプでしたが、2018年は赤と白でJALカラーのパッケージになり、コーヒーハンター川島良彰氏のサインが赤文字で入っております。
──飲んだ感じは、まろやかでありながらすっきりしていた。昨年より華やかさが加わっていたと感じたが、この華やかな感じは？
JAL：（味わい）柔らかい口当たりとすっきりとした味わいで、今回のコーヒーは後味はキャラメルのような香ばしさが広がるのが特徴となります。
──ファーストクラス、クラスJ、普通席で、提供するアイスコーヒーに違いはあるのか？
JAL：すべてのクラスでお出しするアイスコーヒーは一緒ですが、ファーストクラスでは氷をご用意しておりますので、氷をお入れしてより冷たく美味しくお召し上がりいただいています。
──アイスコーヒーの提供時期はいつまでか？
JAL：2018年6月1日から8月31日までとなります。ご用意できる数量に限りがございますため、在庫状況によっては繰り上げて終了させていただく場合もございます。
──アイスコーヒーの提供温度は？
JAL：計測はしておりませんが、よく冷やして提供するようにしております。上述の通り、ファーストクラスでは氷を入れて提供しております。
──アイスコーヒーが始まったことをあまり積極的に告知していないわけは？
JAL：2011年にミカフェート社のアイスコーヒーを初めて導入した際には、プレスリリースをさせていただきましたが、毎夏の定例となっておりますので、特段のご案内は致しておりません。
──国際線のアイスコーヒーの提供はいつからいつまで？ また、豆などに違いはあるのか？
JAL：国内線のみのサービスで、国際線では提供しておりません。
JALからの回答で「そうなのか!!」と思うのは、このアイスコーヒー提供が国内線のみであること。国内線のJAL便でできるちょっとした贅沢ということになる。
JALは国内線でWi-Fiの無料サービスを行なっており、2017年8月20日に「ずっとWi-Fi無料宣言！」をしたので、まもなく1年になる。最近ではこの無料Wi-FiがあるがゆえにJAL便を選ぶ人も多いと聞くし、国内線の航空機で無料Wi-Fiがトレンドになりつつある現在、新幹線もWi-Fi無料化の流れに追随した。
コーヒー好きのビジネスマンにとっては、無料Wi-Fiと夏限定のアイスコーヒーは、機内の時間を有効利用しつつくつろげるというれしいサービスだろう。
