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JAL、「J-AIR MRJ ミニレーター(木製コックピット模型)」を千歳基地航空祭に初出展
JAL 赤坂社長も航空祭に訪れ、MRJに期待
2018年7月23日 09:33
- 2018年7月22日 開催
7月22日に航空自衛隊 千歳基地で開催された「千歳基地航空祭」にJAL(日本航空)はブースを出展した。JALが千歳基地航空祭に出展するのは、昨年(2017年)に引き続き2回目。
JALブースでは、昨年同様、パイロットやCA(客室乗務員)の服を着ての記念写真コーナーに加え、折り紙ヒコーキ教室(協力:折り紙ヒコーキ協会)を用意。多くの来場者が子供連れで訪れ、いずれのコーナーも長い列ができていた。
それらと同様に人気となっていたのが、北海道にJALが初めて持ち込んだ「J-AIR MRJ ミニレーター(木製コックピット模型)」。名前のとおり、木製で再現したMRJのコクピットで、本物同様のスイッチ類を備え、子供が航空機の運転操作を体験できるようになっている。J-AIRがMRJを納入した際に、新千歳空港への就航することに期待が盛り上がる展示だった。
このJALブースには、JALがSKYTRAXの「5スター」エアラインを受賞したため、イギリスのファンボロー航空ショーの授賞式に参加したばかりのJAL 代表取締役社長 赤坂祐二氏も訪れていた。赤坂氏は昨年(2017年)は、常務執行役員 整備本部長として千歳基地航空祭に参加しており、1年で異なる視点での参加となった。
もともと整備部門を率いていた赤坂氏に、「整備で思い入れのある飛行機は?」と聞くと、「やっぱりジャンボ(ボーイング 747型機)ですかね」とのこと。大型機であるジャンボの整備にはいろいろ苦労があったようだ。とくに今回の千歳基地航空祭は、JALが整備を航空自衛隊から受託している“ジャンボ”の政府専用機の最後の参加となっていただけに、思い入れもあるようだ。
また、MRJの導入に対しても大きな期待をもっており、MRJがJALグループに納入されることを楽しみにしているとのことだ。
JALブースでは、その政府専用機の描かれた特製ステッカーを配布。子供向けにはさらに2種類(はたらくJALスタッフと、はたらくクルマがテーマだろうか?)のステッカーを配布しており、こちらは折り紙ヒコーキ教室やMRJミニレーターの体験者向けにプレゼントされていたようだ。