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香港政府観光局、中環の新名所「大館(タイクン)」を紹介。歴史的建造物がアートスポットに

ホテル宿泊券が当たるTwitter/Facebookキャンペーンも

2018年7月3日 実施

新しい観光スポットを紹介した香港政府観光局 シニアマーケティングマネージャー 吉田美貴氏

 香港政府観光局は7月3日、都内で説明会を開き、新しい観光スポットなどを紹介した。説明を担当したのは、香港政府観光局 シニアマーケティングマネージャーの吉田美貴氏。

 2017年に香港を訪れた日本人は120万人を突破しており、これは2012年以来とのこと。2018年は5月の時点で5%増で推移しており、130万人を目指せるのではないかという。香港の旅の魅力には「フォトジェニックなスポットの多さ」「世界一の夜景」「アジア屈指のグルメ」「コンパクトな街」「安全で親日、英語が通じる」と5点を挙げ、特に力を入れて紹介しているエリアとして、香港島中環(セントラル)の「オールド・タウン・セントラル」を紹介した。

 オールド・タウン・セントラルは西洋と東洋、新旧の文化が渾然となった地区で、歴史を感じられる街並みにギャラリーやストリートアートが点在している。3月に香取慎吾さんがストリートアートを完成させて話題になった場所や、歴史的な建築物をショッピングモールに転用したことで知られる「PMQ(元創方)」も同じ地域にある。その新スポットとして、6月にオープンした「大館(タイクン、Tai Kwun)」を取り上げた。大館は19世紀半ばの植民地時代に初期の建築が始まり、1995年には旧セントラル警察署、セントラル裁判所、ビクトリア刑務所の3つが香港の歴史的建造物(法定古蹟)に登録されている。6月のオープンではこの3つの建物が改装され、現代美術館や展示施設、ショップ、当時の様子が分かる見学施設などに再構成されてるという。かつての監房などの見学も可能だ。入場は無料だが、現在は入場人数を制限しており、Webサイトからの事前申し込みが必要になっている。

 なお、香港政府観光局はこのオールド・タウン・セントラルの街歩きなど3本の動画を公開しており、そのなかから1つを選んでTwitterかFacebookに投稿することで、「マルコポーロ香港ホテル」の宿泊券が当たる「フォトジェニック・サマー・キャンペーン」を7月13日まで実施している。詳細はWebサイトをご覧いただきたい。

香港の旅の魅力
オールド・タウン・セントラル
香取慎吾さんのストリートアート
香港新スポットの「大館」
今後のイベント予定