ANAとTABICAが提携。シェアリングエコノミーで提供する体験をANAがパッケージツアーとして販売

地域の体験を提供するシェアリングエコノミー型サービス「TABICA」とANAグループが提携

　シェアリングエコノミー型の地域体験予約Webサイト「TABICA」を運営するガイアックスと、ANAHD（ANAホールディングス）は11月8日、パッケージツアー開発などで地域活性化や国内旅行の魅力向上を目指す業務提携を発表した。

　サービスの提供者と、そのサービスを受けたい人とをインターネットを介して結ぶシェアリングエコノミー。今回の提携では、自治体などの地域体験提供者と利用者とを結ぶプラットフォームである「TABICA」が提供している地域体験を、ANAグループが航空券や宿泊施設と合わせたパッケージ商品として提供するなどの取り組みを展開する。第1弾は「長崎県」での地域体験を含めた4つのツアーをANAセールスが販売する。

　また、ANA総研（ANA総合研究所）が地域活性化支援契約を締結している宮崎県小林市で、TABICAのノウハウを活かして体験プラン開発を図る市民向けのワークショップを11月に実施。2017年度内に5件の体験掲載を目指す。

第1弾「長崎県」で提供する体験