新東名に続き、東北道の花巻南IC～盛岡南ICで12月1日14時より最高速度110km/h試行開始

　岩手県警察本部は11月2日、12月1日14時より東北自動車道の花巻南IC（インターチェンジ）～盛岡南ICの上下線において、最高速度110km/hの試行を開始すると発表した。

　11月1日に開始された新東名高速道路の新静岡IC～森掛川IC（上下線）の最高速度110km/hの試行に続くものとなる。

　今回の試行は、2015年度に行なわれた「高規格の高速道路における速度規制の見直しに関する調査研究」委員会での提言において、東北自動車道は設計速度120km/hの高規格高速道路のなかで、「渋滞の発生が少ないこと」や「死傷事故率が低いこと」等から試行の対象となったもの。

　そのなかでも花巻南IC～盛岡南IC間は、「交通集中」による渋滞発生回数が少ないこと、1km当たりの交通事故率が低いことなどの理由から、試行区間として選定されたとしている。

　今後、試行後における平均速度の上昇度合い、交通事故の発生状況や季節ごとの交通状況の変化による影響なども含めた分析を行なう必要があるため、最低でも1年は実施するとしている。

岩手県警察本部が公開した資料

静岡県警察本部が公表した新東名高速道路における最高速度110km/hの試行開始について