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ピーチ、国内LCC初の新千歳(札幌)~桃園(台北)線を就航
片道4490円からの記念セールも
2017年9月25日 19:51
- 2017年9月24日 就航
ピーチ(Peach Aviation)は9月24日、国内LCCでは初めて北海道と台湾を結ぶ、新千歳(札幌)~桃園(台北)線を就航した。
新千歳~桃園線は水・金・日曜の週3日運航。片道運賃は機内持ち込み手荷物10kgまでが無料のシンプルピーチで8080円から。
既報のとおり、ピーチは同日新千歳(札幌)~仙台/福岡線を就航しているほか、9月25日には仙台~桃園線も就航している。
新千歳~桃園線(9月24日~10月28日)のダイヤ
MM725便:新千歳(16時45分)発~桃園(20時00分)着、水・金・日曜運航
MM726便:桃園(11時00分)発~新千歳(15時55分)着、水・金・日曜運航
新千歳空港 国際線ターミナル 64番ゲート前では、台北への新路線就航に合わせて記念セレモニーが開催された。
セレモニーに出席したピーチ 取締役副社長の森健明氏は、利用客に感謝を述べ、「来年2018年度、ピーチはここ新千歳空港を第4の拠点として道内からの路線を拡大していきます」と意気込みを語った。
来賓の国土交通省 東京空港局 新千歳空港事務所 新千歳空港長の沖津俊宗氏は、「日本の航空会社による久々の国際定期便の就航ということで、海外のお客さまに加えまして、今後道内のお客さまにも気軽に海外に足をお運びいただく機会となれば」と期待を述べた。
またセレモニーでは、10月29日~12月3日の対象搭乗期間、シンプルピーチでの片道運賃が4490円からの就航記念セールを実施することも発表した。
セレモニー後の搭乗までの時間、利用客は北海道応援キャラクター「コアックマ」と記念写真を撮るなどして過ごしていた。
いよいよ搭乗時間となり、利用客はゲートで記念品を受け取り、沖津俊宗新千歳空港長や、森健明副社長、ピーチスタッフ、コアックマとハイタッチをして乗り込んでいった。
台北行きのMM725便には157名(幼児7名含む)が搭乗。17時02分に新千歳を出発して20時03分に桃園に到着した。
セレモニー後の取材に対応した森健明副社長は、「台湾からの訪日需要が極めて高いです。すでに台湾から北海道のみならず、あらゆる日本の空港にかなり多くの運航便がありますが、それでもまだ対応しきれていない需要があると見ています。
とりわけ、これから台湾の人は冬の北海道を期待して来られるし、北海道の人は暖かい台湾を期待して行かれるし、非常によい条件にある2つの地点を結べたことは非常に効果的」と話した。