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八重洲口駅前広場とペデストリアンデッキを彩る「東京駅グランルーフ Light on Train」を12月25日まで開催

2016年12月1日~12月25日 実施

「東京駅グランルーフ Light on Train」11月30日の試験点灯の様子

 東京駅グランルーフ Light on Train 実行委員会は、東京駅八重洲口のクリスマスのインスタレーション「東京駅グランルーフ Light on Train」を12月1日から25日まで実施する。全長200m以上のグランルーフを光で演出するもので、期間中、17時頃から22時まで点灯する。

インタラクティブエリアでは、来場者のシルエットがルーフに投影される
さまざまな色の光がシルエットに触れると、シルエットが変化する

 クリスマスのインスタレーションは、2012年から展開しているが、今回のポイントは全長200m以上のグランルーフを3つのエリアに分け、映像・照明装置を使ってシームレスに展開する。演出のコンセプトは「駅に行き交う人々のさまざま想いから生まれる『光』を載せた列車が東京の夜空に走り出す」。

 中央の「インタラクションエリア」は、来場者が体験できるようになっており、来場者のシルエットをリアルタイムにルーフに投影し、ルーフ上に投影された列車からこぼれ落ちた「光」に触れると、光の花に変化して、漂っていく演出が行なわれる。

 また、照明演出エリアは、運ばれてきた光の花が漂い広がっていくエリアで、映像の世界と連動した照明による演出を展開する。反対側の映像演出エリアは物語性を感じさせる影絵をモチーフとした映像演出を展開し、ルーフに現れたプラットホームから光の列車が夜空へと発車する。

 今回のインスタレーションはビジュアルデザインスタジオの「WOW」がクリエイティブディレクションを担当している。

中央から左にかけてが照明演出エリアとなる
映像演出エリア