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東京メトロ銀座線三越前駅・日本橋駅・京橋駅のデザインが決定、11月より順次リニューアル工事開始
銀座線にあわせて東西線日本橋駅も11月よりリニューアル工事を実施
2016年10月3日 17:39
- 2016年11月より順次リニューアル工事開始
東京メトロ(東京地下鉄)は、東京メトロ銀座線の商業エリア「三越前駅」「日本橋駅」「京橋駅」の3駅の新デザインが決定したことを発表した。銀座線は、2017年に開業90周年を迎える。これを見据えた銀座線全駅のリニューアルが進められており、今後日本橋駅は11月から、京橋駅は2017年1月からリニューアル工事に順次着手し、2019年度に完成予定。また、三越前駅は2020年度以降に着手予定となる。
今回の3駅は、2014年3月~7月に実施した「銀座線・商業エリア駅デザインコンペ」の入賞作品のアイデアや想いを活かしながらコンセプトを設定し、商業エリアの「“まち”の地下1階」として各駅が持ち合わせている歴史的背景や地域性などの特徴を表現することで、“まち”とのつながりを感じ得られる空間となるようにデザインしたという。
日本橋駅のデザインコンセプトは「橋の街」
1603年江戸時代に、木造太鼓橋で建造された日本橋。橋は幾度かの改修や改架で姿を変えたが、今でも街のシンボルとして存在感があり、その日本橋のある街の駅として、江戸時代から続く日本橋の歴史を伝え、賑わいと活気が感じられる空間を演出する。また、東西線日本橋駅も同時にリニューアルする。銀座線は「橋の面影」、東西線は「橋からの景色」をコンセプトとし、路線の差別化を図っている。
京橋駅のデザインコンセプトは「時のギャラリー」
京橋駅は、歴史的建造物や美術骨董品のギャラリーが残る近代的な街、歴史と近代が共生する街をイメージしている。また、東京のガス灯発祥の地であることをモチーフとしている。