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JR東海、東海道新幹線 京都駅の改札前に商業施設「八条小町」を9月16日オープン

改札内コンコースも10月15日リニューアルして観光情報など提供

2016年9月16日 「八条小町」開業

2016年10月15日 コンコースリニューアル

9月16日に開業する「八条小町」(画像提供:JR東海)

 JR東海(東海旅客鉄道)とジェイアール東海関西開発は、東海道新幹線 京都駅の新幹線中央口改札前の商業ゾーンに、新たな商業施設「八条小町」を9月16日オープン。またJR東海は、同駅改札内コンコースをリニューアルして10月15日から使用を開始する。

新幹線改札前に開業する商業施設「八条小町」

 八条小町は、観光客はもちろん地元客の買い物需要にも対応できるよう、既存3店舗の移設・改装に加えて、新規に「京つけもの もり」「京ぽんと 伏水菓蔵(ふしみかぐら)」「京小倉」の3店舗の出店を予定。外観は和紙の風合いで、東山の山並みや京都を代表する名所を再現、内装は格子天井、壁面には見る角度によって表情が変化する竹を施している。

八条小町は新幹線中央口のすぐ前の立地。既存3店舗に、新規3店舗が加わる(画像提供:JR東海)

「京つけもの もり」(新規出店)

取り扱い品:漬物
営業時間:6時30分~21時
 野菜の滋味を活かして京風の上品な味に仕上げた「京ぴくるす」や、京漬物のおにぎりなど、京都らしいオリジナル商品を取り揃える。開業日には、商品購入先着100名に「季節のお漬物(小パック)」をプレゼント。

「京ぽんと 伏水菓蔵(ふしみかぐら)」(新規出店)

取り扱い品:和洋菓子
営業時間:9時30分~21時
 京都で菓子ブランド「京ぽんと」をプロデュースする和晃による直営店。京ならではの伝統の「和」と、新しさの「洋」を織り織り交ぜた菓子作りをコンセプトに、京都南部の「水」「茶」「酒」ベースとした和洋菓子などを提供する。開業日には、「伏見(フシミ)」にちなんで税込1000円以上の購入者先着243名に「紅白酒まんじゅう」をプレゼント。

「京小倉」(新規出店)

取り扱い品:和菓子
営業時間:9時30分~21時
 1805年創業の「井筒八ッ橋本舗」が、京都・嵯峨の地で復活させた「小倉大納言小豆」を使用した商品や、手軽に楽しめる菓子、ドリンクを提供する新コンセプトの店舗。開業日には、税込1000円以上の購入者先着300名に、ひとくち最中「あずきの花」をプレゼント。

「お弁当 京ざんまい」(改装)

取り扱い品:弁当、飲料
営業時間:6時30分~21時
 京都や関西ならではの弁当、東海道新幹線沿線の味を楽しめる弁当などのほか、サンドイッチ、おにぎり、飲料、菓子などを取り揃えている。

「ギフトキヨスク」(移設)

取り扱い品:土産物
営業時間:6時30分~21時
 京都の代表的な土産物を取り揃えたギフト店。

「551蓬莱」(改装)

取り扱い品:豚まん
営業時間:9時30分(土/日曜祝日は9時)~21時
 当日販売する分だけしか製造せず、すべてが手作りの「豚まん」を取り扱う。

新幹線改札内のコンコースをリニューアル

東海道新幹線の京都駅改札内コンコース中央部に、観光情報コーナーが設置される(画像提供:JR東海)

 東海道新幹線の京都駅改札内コンコース中央部に、京都付近での観光に便利な観光マップ、パンフレット、ポスターなどを集約した観光情報コーナーを設置。55インチディスプレイでは、駅構内や在来線、地下鉄、周辺バス乗り場などに関する情報、主要観光施設へのアクセス情報などを日本語と英語で案内する。また、「さわやかウォーキング」など京都エリアで開催する各種イベント情報の提供を行なう。

 さらに同改札内コンコースの22柱、22面に4K表示が可能な70インチのデジタルサイネージを設置。広告を展開するとともに、大規模災害時には、駅利用客への情報提供ツールとしても活用する。

改札内コンコースには22の柱に22面のデジタルサイネージが展開される(画像提供:JR東海)