JR各社、2016年お盆時期の指定席予約状況を発表

　JR北海道（北海道旅客鉄道）、JR東日本（東日本旅客鉄道）、JR東海（東海旅客鉄道）、JR西日本（西日本旅客鉄道）、JR四国（四国旅客鉄道）、JR九州（九州旅客鉄道）のJRグループ6社は、7月27日現在の数字として、お盆時期9日間（8月10日～18日）の指定席予約状況を発表した。下りのピークは8月11日、上りのピークは14日（一部15日）だが、日付や時間帯によってはまだ席に余裕があるという。

JR北海道

提供席数：33万4152席（前年比192.3％）
予約席数：11万2045席（前年比165.8％）
予約率：約33.5％

　北海道新幹線のピークは、新函館北斗着が8月11日で、新函館北斗発が15日、在来線のピークは札幌発が11日、札幌着が14日となっている。

JR東日本

提供席数（新幹線）：218万席（前年比105％）
予約席数（新幹線）：97万席（前年比110％）
提供席数（在来線）：114万席（前年比100％）
予約席数（在来線）：19万席（前年比109％）
提供席数（合計）：332万席（前年比104％）
予約席数（合計）：117万席（前年比110％）
予約率（新幹線）：約44.5％
予約率（在来線）：約16.7％
予約率（合計）：約35.2％

　JR東日本では下りのピークは8月11日、上りのピークは14日。ただし、11日下りは午後発、14日上りは午前発の列車などにはまだ席に余裕があるとしている。

JR東海

提供席数（新幹線）：335万席（前年比102％）
予約席数（新幹線）：120万席（前年比107％）
提供席数（在来線特急）：22万席（前年比102％）
予約席数（在来線特急）：6万席（前年比103％）
提供席数（合計）：357万席（前年比102％）
予約席数（合計）：126万席（前年比106％）
予約率（新幹線）：約35.8％
予約率（在来線）：約27.3％
予約率（合計）：約35.3％

　新幹線・在来線特急ともにピークは下りが8月11日、上りが14日としている。

　東京駅の状況は、下りについては、11日の午前に東京駅を発車する「のぞみ」と「ひかり」は、ほぼ満席。12日/13日の各日午前に東京駅を発車する列車に混雑が見られる。上りについては、14日～16日の各日午後に各始発駅を発車し、東京駅へ向かう列車に混雑が見られる。

　名古屋駅での在来線特急の状況は、下りは「しなの」と「しらさぎ」は、11日午前に名古屋駅を発車する列車に混雑が見られる。

JR西日本

提供席数（新幹線）：220万8000席（前年比100％）
予約席数（新幹線）：88万2000席（前年比104％）
提供席数（在来線）：58万9000席（前年比106％）
予約席数（在来線）：17万5000席（前年比109％）
提供席数（合計）：279万7000席（前年比101％）
予約席数（合計）：105万8000席（前年比104％）
予約率（新幹線）：約39.9％
予約率（在来線）：約29.7％
予約率（合計）：約37.8％

　山陽新幹線は下りは、「のぞみ」が8月11日～13日の各日昼過ぎまでに新大阪駅を出発する列車が満席になりつつあり、「みずほ」と「さくら」は、10日は9時以降、11日と12日は各日夕方まで、13日/14日は各日午前中に新大阪駅を出発する列車を中心に満席になりつつある。

　上りは「のぞみ」が14日～16日の各日昼頃から夕方までに新大阪駅に到着する列車、「みずほ」と「さくら」は14日～16日の各日午後に新大阪駅に到着する列車を中心に満席になりつつある。

　北陸新幹線は下りは、11日の夕方まで、13日の昼過ぎまでに金沢駅に到着する「かがやき」と「はくたか」が満席になりつつあり、上りは、14日～16日の各日昼過ぎから夕方までに金沢駅を出発する「かがやき」と「はくたか」が満席になりつつある。

　在来線は下りは、11日/13日各日の午前中に大阪駅を出発する「サンダーバード」、11日～13日の各日夕方までに大阪駅を出発する「スーパーはくと」が満席になりつつあり、上りは、14日～16日の各日、昼頃から夕方までに大阪駅に到着する「スーパーはくと」が満席になりつつある。

JR四国

提供席数：16万5384席（前年比107.9％）
予約席数：5万3590席（前年比117.2％）
予約率：約32.4％

　JR四国では下りのピークは8月11日、上りのピークは15日としている。特急「しおかぜ」は岡山から松山方面は、11日10時～14時台に岡山駅を出発する列車が満席になりつつあり、岡山から松山方面は15日/16日の9時台に松山駅を出発する列車に予約が集中している。

　特急「南風」は岡山から高知方面は、11日7時～16時台と12日8時～14時台に岡山駅を出発する列車が満席になりつつあり、高知から岡山方面は、14日/15日は9時～15時台、16日は8時～15時台に高知駅を出発する列車が満席になりつつある。

JR九州

提供席数：51万7000席（前年比98.5％）
予約席数：19万3000席（前年比101.8％）
予約率：約37.3％

　JR九州では、下りが8月11日と13日、上りが15日と16日がピークになると予想されている。山陽新幹線直通の「みずほ」と「さくら」は、熊本/鹿児島方面へは11日/13日の午前に、博多/新大阪方面へは15日/16日の昼頃に予約が多くなっている。九州内の「さくら」と「つばめ」は、熊本/鹿児島方面へは11日～13日の朝の時間帯に予約が多くなっている。

　在来線は、佐賀/長崎/佐世保/ハウステンボス方面へは、「かもめ」は 11日/13日の朝/昼、12日の昼に、「みどり」は 10日の昼、11日～13日の朝/昼、「ハウステンボス」は11日/13日の朝/昼、12日の朝に予約が多くなっている。博多方面へは、「かもめ」は15日の昼16日の朝～夕方、「みどり」は16日の朝～夕方、17日の朝/昼、「ハウステンボス」は14日の夕方に予約が多くなっている。

　大分/宮崎方面へは、「ソニック」は11日の朝に、小倉/博多方面へは、ソニックは15日の夕方、「にちりん」は16日の早朝に予約が多くなっている。