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九州7県旅行に150万人分の割引付旅行プラン

観光支援に国が180億円を助成

2016年5月31日 発表

九州観光支援のための割引付旅行プラン助成制度の活用図

 国土交通省は5月31日、閣議決定を受け、平成28年熊本地震で被害を受けた道路復旧や旅行需要の回復のために予備費を使用する「熊本地震復旧等予備費使用概要」を発表した。予備費使用額の総額は251億円で、そのうち「九州観光支援のための割引付旅行プラン助成制度」に180億円を投じる。

「九州観光支援のための割引付旅行プラン助成制度」は、地震によって被害を受けた九州7県の観光事業に対する短期的な取り組み。旅行プランの割引・販売費用やキャンペーン費用を助成する交付金を交付し、九州への周遊観光のプロモーションを実施して旅行需要を喚起することを狙いとしている。

 具体的には九州全域を対象として国内外からの旅行者150万人分の割引付旅行プラン助成制度を創設、大手、地元、海外の旅行業者を広く活用し、観光業にとって繁忙期となる7月下旬から9月中旬までの夏休み旅行需要を速やかに回復させる。秋以降も国内観光とインバウンド観光需要の創出に向けた取り組みを展開する。

 公共土木施設の復旧には71億円を使用、国土交通省が直轄道路災害復旧事業としてすでに発表している南阿蘇村の阿蘇大橋をはじめとする道路復旧、災害復旧工事等で行なう公共測量が実施できるよう測地基準点の復旧測量にも費用が投じられる。