週末駅弁
桃園駅「味噌薑汁肉片佐沙茶米粉便當」
台湾新幹線で食べられる駅弁
2016年4月22日 11:00
弁当名 | 「味噌薑汁肉片佐沙茶米粉便當」 |
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価格 | 100台湾元(約350円) |
販売駅 | 桃園駅、台湾高鉄車内販売など |
購入場所 | 桃園駅構内駅弁販売店 |
購入日 | 2016年4月10日 |
台湾新幹線こと台湾高鉄では、駅の売店や車内販売などで6種類の駅弁を販売しています。そのうちの1つが、今回紹介する「味噌薑汁肉片佐沙茶米粉便當」です。台湾高鉄桃園駅の売店で購入しました。
台湾高鉄が販売している駅弁は、先頭車両の形を模した容器を利用している点が特徴となっています。また、台湾では駅弁は温かい状態で販売されていますが、台湾高鉄の販売する駅弁も同様です。常に温かい状態で駅弁が食べられるのは、かなりうれしいです。
今回購入した味噌薑汁肉片佐沙茶米粉便當は、味噌味で炒めた豚肉を乗せたご飯と、台湾で広く使われている調味料「沙茶醤(サーチャージャン)」で味付けされたビーフンの組み合わせとなっています。また、中央にはカボチャやいんげん、人参、ヤングコーンなどの野菜や、大根のピリ辛漬けなども添えられています。
味噌風味の豚肉は、中華料理の回鍋肉のようなものではなく、日本の味噌炒めに近い甘辛の味わいで、濃い目の味付けと相まってご飯との相性は最高です。お肉は柔らかいですし、クセのある香辛料なども使われていないようで、とても食べやすいです。なによりお肉やご飯が温かいので、とても美味しくいただけました。
また、沙茶醤風味のビーフンは、見た目はあっさりしているように見えますが、ニンニクの風味がかなり強く効いていて、パンチのある味付けとなっています。八角などのような強いクセのある香辛料は使われていないようですが、どちらかというと台湾らしい味わいですので、やや好みが別れるかもしれません。
中央の野菜は、味噌風味の豚肉やビーフンと異なり、味付けはほとんど感じられません。茹でるか蒸しただけといった感じで、野菜本来の味わいが直接味わえます。主菜が濃い味付けなので、箸休めにちょうどいいと感じました。ただし、大根のピリ辛漬けは、赤唐辛子が大量に入っていてかなり辛いので、辛いものが苦手という人や子供には厳しいかもしれません。
台湾高鉄の販売する弁当は6種類ですが、駅によって、また車内販売では列車の上りと下りで販売する弁当が異なっているようです。実際に、桃園駅と左営駅の売店では、異なる3種類の駅弁が販売されていました。鶏肉や豚のから揚げを使った弁当もあるようですので、台湾高鉄に乗る機会があれば、好みの弁当をチョイスして楽しんでみてはいかがでしょうか。