旅レポ

驚愕! 感動! の「大人の遊び、33の富山旅。」2016年春プログラムを体験(前編)

“富山で休もう。”をキャッチコピーに、富山県 観光課、富山県観光連盟、富山県内14市町村が主催する「大人の遊び、33の富山旅。」の2016年春の特別プログラムが3月1日からスタート! 今回わたくしゆきぴゅーはそのプレスツアーに参加して、一足お先に魅力満載の富山を体験して参りました。

“33の富山旅”とは、土地の歴史や風土・文化など独特のストーリーを感じながら旅をしてほしいと用意されたハンドブックと巡るプログラムのこと(ハンドブック設置場所はこちら)。食、建築・アート、クラフト体験など、大きく6つのカテゴリに分けられていて、今回の1泊2日の旅では33のうち、6つを駆け足でギュギュッと体験。どれも驚きあり、感動ありの魅力的なプログラムでしたわよ〜! というわけで、前後編の全2回で全力レポートしたいと思います♪

天然の生簀と呼ばれる富山湾、春イワシは最高ですの

 1つ目はプログラムNo.19「春を告げる海の幸 氷見のイワシが主役 食べあるきの旅」。そう、いきなり“食”からのスタートです! まずは「氷見食べあるきクーポン」をJR氷見駅内にある氷見市観光協会で購入しましょう。これは氷見イワシの海鮮ランチが食べられるチケットと、海産物店でもらえるお土産チケットが付いて2000円という超お得なクーポン。お食事処は氷見の人気飲食店3店舗の中から1店舗を選べます。

今回お伺いしたお食事処、割烹秀月さん
2000円で購入する「氷見食べあるきクーポン」
ご飯、お味噌汁、香の物のほかに旬のイワシ料理が4品!
ウルメイワシ、カタクチイワシ、マイワシの3種のお刺身
イワシの酢味噌ぬた。日本酒プリーズ!
骨までいけちゃうイワシの生姜煮はご飯が進む

 言うまでもないのですが、朝採れイワシの美味しいこと! 氷見イワシを知り尽くしたご主人が一番美味な調理法で提供してくださる4品なのですから間違いありませんの。今回は特別にピリッとわさびの利いたイワシサンドイッチや、イワシのしゃぶしゃぶも食べさせていただき、まさにイワシ尽くしの贅沢ランチでした。

 イワシのしゃぶしゃぶ、初めて食べましたがこれが絶品! 丁寧に骨が抜かれた切り身をさっと湯にくぐらせると身がほんのりピンク色に。これを富山ならではのとろろ昆布と一緒にポン酢につけていただくのですが、やわらかくてイワシの甘みを感じる一品でした。秀月さんではこのイワシのしゃぶしゃぶ、予約されることをオススメしますわ〜!

香りが立ってくるとたまりませんっ! イワシの朴葉焼き
予約をすればイワシのしゃぶしゃぶも追加オーダー可能
お土産クーポンを渡して干物をもらったのは堀与商店さん。ほかに2店舗が提携しています
実は氷見市は忍者ハットリくんや怪物くんなどで知られる藤子不二雄A先生のふるさと。街中にはいたるところに懐かしいキャラクターが!

お寺の解体修理現場のスケールの大きさに感動!

 お腹が満たされたところで、次はお隣の高岡市に移動してプログラムNo.6「伏木ヒストリカル・トリップ」です。これは、伏木観光センターで高岡市伏木北前船資料館と雲龍山勝興寺の2館共通入場券(400円)を買って、海運で栄えた歴史町・伏木を巡るというもの。

雪が舞う勝興寺の本堂

 今回訪れたのは雲龍山勝興寺。本堂を含む12の建物が国の重要文化財に指定されているという浄土真宗のお寺で、現在は4年後に終了予定の平成の大解体修理パート2の真っ最中なんですの。

 33富山旅特別プログラムでは、その修理現場を見学できるのですが(※1週間前までの予約が必要)、これがスゴイのですっ! 何がスゴイってその規模! そのスケール! 素屋根(すやね)と呼ばれる鉄骨造りの建物で解体修理中の本坊をすっぽりと覆っているのですが、その大きさがアンビリバボーなのです。

柱に施された彫刻が見事。双眼鏡でじっくり眺めたいっ!
本堂は平成の大修理パート1で修理完了していて、現在は本坊エリアが工事中
アルファベットのAではなく、これは本堂の屋根から落ちる雪を防ぐもの
ヘルメットを装着していざっ!
ご覧くださいこの眺め! 4階建てのビルと同じ大きさというからびっくり
どこの場所で使われていた木材なのか細かく記録されていました
ニッポンって素晴らしい!
4年後に工事が終わったら絶対に見ることができないアングル
屋根の造り方を再現。湿気や雨などへの対策の仕方がいちいち理にかなっていて、なるほどな〜と感心するばかり

 工事見学の所要時間は約30〜40分。ボランティアガイドさんのお話を聞きながらまわっていると、文化財を守っていく技術の高さと素晴らしさと重要性をあらためて感じさせられました。それを間近で見学できちゃうこの特別プログラム、すごい! の一言です。

これは体験必須! 型抜き鏝絵に挑戦

 さて3つ目は、プログラムNo.18「小杉駅周辺、小さなクラフトの旅」と題した、ちょっとめずらしい“鏝絵(こてえ)”体験です。

 鏝絵というのは、左官職人さんが“こて”を使って外壁に施す漆喰のレリーフのこと。地元出身で鏝絵名人と言われた竹内源造さん(1889〜1942)の作品がたくさん展示保管されている竹内源造記念館を訪れました。

射水市にある竹内源造記念館は1934年(昭和9年)に町役場として造られたモダン建築
明治時代、お金持ちの家が左官職人さんに頼む鏝絵は財力の象徴だったんだそう
うろこの部分が特に見事。これをコテで作るなんて!
2階の展示室にも見応えある鏝絵作品がずらり。これは薬品会社の吹き抜け天井に飾られていたもの

 実は本プログラム、この鏝絵がプチ体験できちゃうのです。あらかじめ型抜きしてあるクリアシートの上から、床の間の壁材に使われる“ジュラク”という土を乗せていくというもの。型抜き鏝絵と呼ばれていて誰でも30分くらいで簡単にできちゃいますのよ。用意されていたいくつかの図柄から好きな柄を選びます。私は船のデザインをチョイス! さて、上手にできるかな。

こうやって小さなコテで色のついた土を白い部分に乗せていきます
あっという間に塗り終わりました
ゆっくりとシートをはがします。緊張の瞬間!
おおお、いい感じ! あまり厚く塗るときれいに仕上がらないようです
ほかの方の作品。カニ、いい味が出ていますね〜
体験料金は額とイーゼルまで付いてなんと300円! これは安いっ! もちろん持って帰れます

 それぞれ趣向の違う3つの特別プログラム、いかがでしたでしょうか? 後編でもまた、富山の美味しい食べ物や、アート、歴史に触れる、とっておきの旅をご紹介いたします。お楽しみに〜♪

ゆきぴゅー

長野生まれの長野育ち。2001年に上京し、デジカメライター兼カメラマンのお弟子さんとして怒涛の日々を送るかたわら、絵日記でポンチ絵を描き始める。独立後はイラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”として、雑誌やWeb連載のほか、企業広告などのイメージキャラクター制作なども手がける。