【イベントレポート】

【関空旅博2017】各州・都市のお勧め観光地をアピールした“アメリカ”ブース

ブランドUSA、サンディエゴ観光局、シカゴ・イリノイ州観光局、カリフォルニア観光局が米国観光をPR

2017年5月27日~28日 開催

各州・都市のお勧め観光地をアピールした“アメリカ”ブース。写真はサンディエゴ観光局

 関西国際空港で5月27日~28日に開催された「関空旅博2017」に出展したブランドUSA、カリフォルニア観光局、サンディエゴ観光局、シカゴ・イリノイ州観光局は、それぞれのブースで米国観光を紹介し、各観光地の魅力をPRしていた。

 アメリカ50州とその観光地を紹介するブランドUSAでは、ブースに用意していた旅行ガイドがあっという間になくなってしまうほど、多くの人がブースを訪れていた。「SEE IT、FEEL IT、HEAR IT 発見しよう。あなたの知らないアメリカを」をキャッチコピーに、アメリカ旅行の人気をPRした。

ブランドUSAのブース
同社が用意したTRAVAL USA感動のアメリカ旅行ガイド。50州とその観光地が記載されている

 カリフォルニア州は、ロサンゼルス/サンディエゴ/サンノゼ/サンフランシスコなどの都市がある、アメリカ合衆国のなかでも最大の人口を誇る州。ユネスコ世界遺産に登録されたヨセミテ国立公園やカリフォルニア ディズニーランド・リゾートなどさまざまな観光地を有している。

 カリフォルニア観光局ブースには一人旅、女子旅、友達同士の旅、家族向けにも対応できるよう多くのパンフレットが用意されていたが、ブース担当者によると、2017年は家族向けにPRを行なっているという。観光地では、南カリフォルニア、ロサンゼルスやサンタバーバラ、ディズニーランド・リゾートなどが人気があるようだ。

 日本からカリフォルニア州へはいくつかの航空会社が直行便を運航、また乗り換えなどを利用して行くことが可能だ。直行便の場合、サンフランシスコまでは9時間30分、ロサンゼルスまでは10時間ほどかかる。関空~ロサンゼルス線、羽田~サンノゼ/サンフランシスコ線など目的に応じて旅行に出かけるといいだろう。

たくさんのパンフレットが用意されたカリフォルニア観光局ブース

 続いて、隣にブースを構えていたサンディエゴ観光局でも、ブースにきた来場者に合わせたお勧めの観光地をPR。また関空旅博の開催期間中に公式Facebookページにアクセスするとサングラスをプレゼントするキャンペーンも実施していた。

 サンディエゴへは、関空からの直行便の運航はないものの、成田~サンディエゴ線では直行便が就航している。旅行者のなかには、寄り道感覚でサンディエゴへ行く人もいるようだが、1年を通じて温暖な気候ということもあり、年々日本人観光客が増加傾向にあるという。

 観光地は、サンディエゴの海沿いを走る世界で2番目にきれいな路線といわれるアムトラック鉄道、USSミッドウェイ博物館、サンディエゴZOOサファリパーク、シーワールド、レゴランド・カリフォルニアなどがある。ブースでは、有名なテーマパークがある分、看板やパンフレットをみた子供からの反応も多かったようだ。

現地のガイドマップなど多数取り揃えていたサンディエゴ観光局ブース
シカゴ・イリノイ州観光局のブース

 シカゴ・イリノイ州観光局のブースでは、州最大の都市シカゴをPR。ブース担当者によると旅行だけでなく仕事で行ったことがあるという来場者からの声も多く、観光地としても人気があると話した。

 人気観光地としては、複合型商業施設のネイビー・ピア、フィールド自然史博物館、シカゴ科学産業博物館、360 CHICAGO、ミレニアム・パーク、シカゴシアターなどが挙げられ多くの見どころがあるという。また、テーマパークや建築物だけではなく、シカゴをスタート地点としたルート66やグレート・リバー・ロード周辺地域、シカゴ名物のホットドックやピザ、それ以外の食事も美味しいという。

 日本からのシカゴ路線は、複数の航空会社が直行便を運行している。現地への飛行時間は、行きが11時間50分、帰りが13時間30分程度となっている。