【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2016

「九州ふっこう割」で盛り上がる九州、各エリアの魅力を各ブースごとに伝える

熊本復興のメッセージを書くコーナーも設置

2016年9月22日~25日 開催

「九州ふっこう割」で盛り上がる九州各ブースは、一角に集め出展している。それらをまとめて紹介する。

福岡県と福岡市は並んで出展

福岡県のブース

 福岡県と福岡市、久留米市、西鉄グループは並んで出展していた。福岡県では「九州ふっこう割」の告知が、福岡市ではVRを使ったリアルタイムのバーチャル体験が目立っていた。

パンフレットを見渡しやすくパネル状に展示
九州ふっこう割のマップパネルを使った射的
福岡市、久留米市、西鉄グループのブース
博多とんこつラーメンのカップ麺。プラレールも走っている
福岡市内のホテル案内の4カ国版。観光案内所に置かれている
福岡県南部の柳川市に伝わる風習の「さげもん」と呼ばれる吊るし雛。福岡市、久留米市、西鉄グループのブースにて
柳川観光列車「水都 -すいと-」のフォトパネルコーナー
VRにて、福岡市ベイエリアにある「シーサイドももち海浜公園」のリアルタイム映像を見ることができる。スマホの画面は分かりやすく見せてくれたリアルタイム映像

鹿児島は「西郷どん」

かごしま(鹿児島県)ブース

 かごしま(鹿児島県)ブースは、西郷隆盛の3.2mある巨大な人形が目を引く。鹿児島県民ヒーロー 薩摩剣士隼人の仲間 伝説のボッケモン(乱暴者の方言)「薩摩の大巨人ダイサイゴー」だそうだ。「西郷(せご)どん」が2018年NHK大河ドラマに決まったことをアピールしていた。

パンフレット配布コーナー
鹿児島のお酒は焼酎。もちろん試飲もある

佐賀は熱気球と嬉野温泉

佐賀のブース

 佐賀県は、佐賀県観光連盟と嬉野温泉観光協会、佐賀市が合同で出展。10月28日~11月6日まで「2016佐賀熱気球世界選手権」が行われることもあり、熱気球を中心としたブース。本物の熱気球のカゴに乗ることもできる。10月には「佐賀バルーンミュージアム」もオープンする。

10月28日~11月6日まで「2016佐賀熱気球世界選手権」が行なわれる
気球のカゴ部分は実物。フォトスポットにもなっている
佐賀のブース内
嬉野温泉に触れて感触を試すことができる
「うれしの茶」の試飲も行なっている

長崎では教会をイメージ、九十九島のVR体験も

長崎のブース

 長崎県観光連盟、佐世保観光コンベンション協会、ハウステンボスが合同で長崎ブースを出展。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録入りを目指して教会をイメージしたブースでキリシタン関連の資料展示を行なっていた。佐世保コーナーでは、西海国立公園九十九島をVRで体験できるコーナーを設置。また、ハウステンボスコーナーも併設されていた。

教会をイメージしキリシタン関連の資料を展示
佐世保コーナーでは九十九島をVRで体験。前方から風も感じられる
木工ストラップ焼き付け体験
ハウステンボスのコーナーにはロボットも展示

熊本ではクレーンゲームが大人気

熊本ブースは離れても熊本城がよく見える。下には復興のメッセージを書くスペースも用意

 阿蘇地域振興デザインセンター、熊本県観光連盟、熊本市、八代市は合同で熊本城をイメージしたブースを出展。復興のメッセージを書くスペースもある。iPadで簡単なアンケートに答えるとコインがもらえ、クレーンゲームにチャレンジできるという企画に人気が集まっていた。

熊本の名産品やアクティビティが当たるクレーンゲームにチャレンジ
iPadで簡単なアンケートに答えるとクレーンゲームのコインがもらえる
失敗しても参加賞がもらえる
「くまモン」の缶バッジ製作コーナーも人気

大分は「おんせん県」をアピール

大分のブース

 大分は「おんせん県おおいた」として出展、湯布院や別府に代表される温泉を紹介、本物の温泉に触れるコーナーも用意した。

 また、おみくじを引いて当たるとカボスがもらえるコーナーや、護摩木を購入すると天台宗 峨眉山 文殊仙寺に奉納される企画もあった。文殊仙寺外で奉納を受け付けることは今回に限った特別なことで、護摩木は11月25~27日開催の秋季大祭にて祈願される。

仁王像の模型。寺門の左右に置かれる
天台宗 峨眉山 文殊仙寺に奉納される護摩木
温泉に触れるコーナー。別府 鬼石の湯
温泉の湯気にあたれる。社の湯 ゆふいん 泰葉
おみくじを引いて当たるとカボスがもらえる
おんせん県のロゴマーク「おけちゃん」
別府竹細工と別府市宣伝部長「べっぴょん」のグッズ