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JR東海、ドクターイエローも展示する「新幹線なるほど発見デー」を7月23日~24日開催

人気イベントの「車体上げ・載せ作業実演」は今回が最後

2016年7月23日~24日 実施

新幹線なるほど発見デー
今回が最後の人気イベント「車体上げ・載せ作業実演」

 JR東海(東海旅客鉄道)は、静岡県浜松市のJR東海 浜松工場において「新幹線なるほど発見デー」を7月23日~24日に開催する。時間は両日とも10時から15時まで。新幹線車両展示としてドクターイエロー(新幹線電気軌道総合試験車)やN700Aタイプを間近で見ることができるなど多数の催しがある。入場は無料で、一部催しを除けば事前申し込みなしで入場できる。

 新幹線なるほど発見デーに催される主なイベントは、N700Aタイプを使った「車体上げ・載せ作業実演」、新幹線車両展示、保守用車両の展示、こども制服記念撮影。当日、整理券を配布して人数限定で催すものとして車内清掃を体験できる「早ワザ!ピカピカ!新幹線車内清掃体験」、現役運転市が仕事を紹介する「教えて!運転士さん」などがある。

 事前申し込みが必要なイベントとしてN700Aタイプの運転台見学、小学生車掌体験、工場内をツアー形式で案内する「こども探検隊」の3つがあり、こちらは6月1日から17日まで往復はがきで申し込みし、申し込み者多数の場合は抽選で参加できる。

 また、新幹線なるほど発見デーに参加するため、新大阪駅を出発、京都、名古屋に停車して浜松駅手前から工場入場線を経て浜松工場に入場する新幹線に乗れるツアーを募集する。このツアーでは工場入場線にある踏切を通るため、車内から踏切通過を体験できるほか、車両展示を一般入場者より前に見ることが可能になるなどの特典がある。

 ツアーはJTB、クラブツーリズム、阪急交通社、JR東海ツアーズから発売。それぞれの旅行会社によって旅程や発売額は異なるが、JR東海ツアーズのツアーでは7月23日出発の2泊3日で、リニア・鉄道館と京都鉄道博物館の見学が1日目となり、2日目に新幹線なるほど発見デーを見学する。東京駅発の旅行代金は大人1名5万3800円、子供1名3万7800円で、大人1名以上と子供1名以上を含むグループに限り参加が可能。ジェイアール東海ツアーズの「ぷらっと旅・コールセンター」で発売される。

JR東海ツアーズのツアーのパンフレット
東海道新幹線でただひとつの踏切を新幹線車両に乗ったまま体験

 なお、浜松工場では、検査方法の変更にともない、新幹線なるほど発見デーでの「車体上げ・載せ作業実演」は今回が最後となる。実演を多くの方に見てもらうため、新幹線なるほど発見デーとは別に「車体上げ・載せ作業実演」を9月18日、19日に実施する。当日は「車体上げ・載せ作業実演」のほかに廃車となった700系車両より取り外した部品販売も実施する。JR東海では「この2日間が本当の見納め」としている。

 新幹線なるほど発見デーの詳細や事前申し込み方法は同社のニュースリリースを確認いただくか、JR東海テレフォンセンター(050-3772-3910)またはJR東海のWebサイトで確認いただきたい。

(編集部:正田拓也)