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JR東日本、クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」は2017年5月1日運行開始

出発日とルート詳細を発表、受け付けを開始

2016年5月10日 受付開始

TRAIN SUITE 四季島

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は5月10日、2017年春より運行開始としていたクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の詳細を発表した。運行開始は2017年5月1日で、日程、ルートの詳細、2017年5月および6月出発分の受け付け方法が公開された。

 日程はすでに発表されている3つのコースのなかから、2017年5月と6月は春~秋を想定した3泊4日コースと1泊2日コースを運行する。それぞれの出発日と運行ルート、時刻は以下のとおり。

3泊4日コース

2017年5月1日/15日/29日、6月5日/12日/19日/26日

・1日目
上野駅(11時40分頃発)~(昼食・車内)~日光駅(14時10分頃着)~日光で下車観光~日光駅(17時頃発)~(夕食・車内)~(車中泊)
・2日目
(車中泊)~函館駅(6時20分頃着)~(朝食・車外)~(函館で下車観光)~函館駅(12時20分頃初)~(昼食・車内)~伊達紋別駅(15時20分頃着/ニセコエリアの宿へ)~登別駅(16時20分頃着/登別エリアの宿へ)
 →ニセコエリアの宿:ニセコ花園温泉 坐忘林/ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄
 →登別エリアの宿:登別温泉 滝乃家
・3日目
東室蘭駅(10時頃初)~洞爺駅(11時頃着)~(昼食・車内)~新函館北斗駅(13時20分頃)~(縄文コースまたは五能線コースから選択)~弘前駅(22時20分頃発)~(車中泊)
 →縄文コース: 新函館北斗駅(13時30分頃発)~青森駅(16時40分頃着)~(青森で下車観光)~(夕食・車外)~青森駅(21時10分頃発)~弘前駅(21時50分頃着)
 →五能線コース:新函館北斗駅(13時40分頃発)~(北海道新幹線利用)~新青森駅(14時40分頃着)~五所川原駅(16時50分頃発)~(リゾートしらかみ乗車)~(夕食・車内)~弘前駅(21時30分頃着)

・4日目
(車中泊)~鶴岡駅(5時20分頃着)~(下車観光して加茂水族館からあつみ温泉駅へ、またはそのまま乗車)~あつみ温泉駅(6時頃着)~あつみ温泉駅(7時30分頃発)~(朝食・車内)~新津駅(9時30分頃着)~(燕で下車観光)~東三条駅(12時30分頃発)~(昼食・車内)~上野駅(17時20分頃着)

四季島スイート(イメージ)
1泊2日コース

2017年5月6日/20日、6月3日/10日/17日/24日

・1日目
上野駅(9時20分頃発)~塩山駅(11時50分頃着)~(下車観光・山梨)~塩山駅(16時30分頃)~(夕食・車内)~姨捨駅(20時40分頃着)~(下車観光)~姨捨駅(21時30分頃発)~(車中泊)
・2日目
(車中泊)~会津若松駅(7時30分頃着)~(朝食・車外/下車観光)~会津若松駅(11時20分頃発)~(昼食・車内)~上野駅(16時20分頃着)

 なお、1泊2日コースで立ち寄る篠ノ井線姨捨駅には、駅内に夜景バーを設置し、夕食後に眺望が楽しめるようにした。

篠ノ井線姨捨駅には、駅内に夜景バーを設置した

「TRAIN SUITE 四季島」はすべて旅行会社が企画する旅行商品として販売される。2017年5月および6月の運行は、ほとんどがびゅうトラベルサービスが販売する。3泊4日コースの6月26日出発分、1泊2日コースの6月17日出発分の2コースのみ販売元は未定だがほかの旅行会社が販売する。

 びゅうトラベルサービスが扱う3泊4日コースは2名1室利用時の1人あたり旅行代金は四季島スイート(メゾネットタイプ)が95万円、デラックススイート(フラットタイプ)が90万円、スイートが75万円~77万円。1泊2日コースは同じ条件で四季島スイート(メゾネットタイプ)が45万円、デラックススイート(フラットタイプ)が40万円、スイートが32万円。

 びゅうトラベルサービスが扱う2017年5月と6月分は、受け付けが5月10日より行なわれており、TRAIN SUITE 四季島のWebサイトなどから申し込む。6月30日の締切時に申し込み多数の場合は抽選となる。

(編集部:正田拓也)