ANA、プロペラ機DHC8-Q400で日本初の機内Wi-Fiサービス

　ANA（全日本空輸）は3月15日、DHC8-Q400型機において機内Wi-Fiサービス「ANA Wi-Fi」を提供開始すると発表した。3月22日にDHC8-Q400型機のうちの1機に導入、その後4月末までに合計3機に導入する。

「ANA Wi-Fi」はすでにB777-300型機に導入しているが、それに続くもの。ANAによればワイヤレスエンターテインメントサービスを小型プロペラ機に導入することは日本初。

　乗客が持ち込むノートPC、タブレット、スマートフォンなど無線LAN対応端末で、用意されたオーディオ番組の視聴、電子書籍、ライブテキストニュースの閲覧ができる。用意されたコンテンツ以外にインターネット接続や、LIVE TVの利用はできない。

　利用にあたっては、ANA公式モバイルアプリの利用が推奨される。スマートフォンやタブレットでは公式アプリが使えるが、公式アプリのないノートPCでは一部のコンテンツが利用できない。

　「ANA Wi-Fi」導入機材は機内入口に「ANA WiFi Service」のロゴが掲げられる。4月末までにDHC8-Q400型機の合計3機に導入予定だが、その他のDHC8-Q400型機への導入は未定という。