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クオリタ、欧米で開催される音楽祭や野外オペラを鑑賞するツアーを発売
H.I.S.のグループ会社がクラシックファン向けに今夏設定
(2016/3/8 20:15)
H.I.S.(エイチ・アイ・エス)のグループ企業で高級ツアーを提供するクオリタは、音楽ファン、クラシックファン向けの新プラン全9方面14コースの販売を開始した。
今回の新プランは「自然」「野外」と音楽鑑賞に着目して設定された、欧米方面のプラン。花火や動物が登場する野外ならではの演出を、自身も風を感じながら鑑賞するオペラなど、普段とは違う雰囲気で楽しめる公演が多々盛り込まれている。
これらのプランの詳細は新パンフレット「夏・音楽祭2016」に掲載されているほか、同社のWebサイト「音楽鑑賞専門デスク」でも確認できる。
アメリカの避暑地、タングルウッドで高原の風を感じる音楽祭
欧米での音楽シーズンは9月~6月で、夏の都市部のコンサートホールはオフシーズンに入る。一方で避暑地や保養地などは「音楽祭」のシーズンを迎え、質の高い公演をはしごして鑑賞できることが醍醐味であり、本プランもこれらを目玉にしている。
ボストンから車で約2時間半、木々に囲まれた緑豊かな避暑地で行なわれる「タングルウッド音楽祭」では、くつろいだ雰囲気のなかでボストン交響楽団など世界的なオーケストラや演奏家の公演を楽しめる。
プラン例
音楽祭の開幕コンサートと白熱のプログラムを鑑賞する6日間
出発日:2016年7月7日
代金:53万円
音楽祭の開幕コンサートのほか、ボストンと縁の深い小澤征爾氏が指揮をする予定の公演を鑑賞。「カルミナ・ブラーナ」なども楽しめる。
映画音楽、一流ソリスト、そして第九で締めくくる7日間
出発日:2016年8月25日
代金:54万5000円
チェリスト、ヨーヨー・マ氏の公演、最終日のベートーヴェン「第九」などを鑑賞するほか、ボストン・ポップス・オーケストラによる映画音楽の演奏も楽しめる。
野外オペラ
海外で行なわれる野外オペラは、古代ローマ劇場をそのまま使ったり、湖上に舞台を設けたりと、ステージそのものも大きな魅力。さらに花火などを使った野外ならではの演出が加わり、コンサートホールとは違う雰囲気のなかでオペラを堪能できる。
プラン例
イタリア・ヴェローナ野外オペラ「アイーダ」鑑賞の旅 ヴェローナ5日間
出発日:2016年7月1日のほか、13の設定日あり
代金:29万8000円~31万5000円
「アイーダ」を野外ステージで鑑賞。凱旋行進曲の場面では象が登場したり、花火が上がったりと、野外ならではの演出を楽しめる。