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日本気象協会、2016年のさくら開花は九州や四国で例年より遅めの3月25日頃予想
第1回さくら開花予想を発表、近畿以東は平年並みか早い見込み
(2016/2/3 17:24)
- 2016年2月3日 発表
日本気象協会は2月3日、2016年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表した。同協会では、秋からの気温経過に重点を置いた独自の予測式を用いた桜開花予想を毎年発表しており、立春(2月4日)前日となる2月3日に第1回を発表後、2月24日に第2回を発表。 以降、 3月から4月下旬まで毎週水曜日に発表する。
第1回の発表によれば、沖縄を除いてもっとも早い時期に開花する九州地方、四国地方の開花日は、平年より2月前半の気温が低くなる見込みであることから、開花時期に遅れが生じ、開花日は平年より遅い3月25日と予想している。
中国地方から関東地方にかけては平年並み、東北地方では平年より早め、北海道は平年並み。桜前線は3月25日頃に福岡県、熊本県をスタートし、3月末までに近畿、東海、関東南部、4月上旬に北陸や東北南部、4月下旬に津軽海峡を渡る見込みとしている。