ニュース

ANA、サンタと無線会話や、貯金箱作りを楽しめるクリスマスイベントを羽田空港で実施

「素敵な1日でありますように。」との横断幕で出発便/到着便を送迎

2015年12月23日~25日 実施

さまざまな職種のスタッフが集まって実施しているANAのクリスマスイベント

 ANA(全日本空輸)は、12月23日から25日にかけて全国の主要空港でクリスマスイベントを実施している。このうち羽田空港では、国内線第2ターミナル5階でのクリスマスイベントや、出発便/到着便の送迎を実施した。

 クリスマスイベントは、国内線第2ターミナル5階のフライトデッキトーキョーで実施。ANAグループの有志15名が中心となって行なわれたイベントには、CA(客室乗務員)や地上旅客スタッフ、グランドハンドリング、整備士らの業務を行なうスタッフが集まっており、青いサンタクロースの帽子を被って思い出の1枚を撮れる記念撮影スポットでも、こうしたさまざまな制服を着たスタッフと一緒に撮影をする人の姿が見られた。

 このほか、塗り絵や貯金箱を作るワークショップ、読み聞かせコーナーを用意。また「サンタさんと無線で会話してみよう!」と題されたコーナーも用意。これは、地上のランプエリア(駐機場)にいる“青いサンタクロース”と無線で会話できるというもの。飛行機のそばにいる人と話をできるという興味もあってか、人気を集めていた。「地上で作業しているクルマの名前は?」といった真面目な質問から、「手を振って」「ジャンプして」などの友達感覚のリクエストまで、地上のサンタクロースも子供達からのメッセージに気軽に応えていた。

イベントでは記念撮影コーナーやワークショップなどが開かれている
マットを敷いた絵本の読み聞かせコーナーは小さな子供を連れた人に人気を集めていた
貯金箱を作るワークショップや、塗り絵のコーナー
段ボールクラフトの貯金箱。翼ははめ込むだけの仕組みなのでパタパタと羽ばたく。完成品の脇にあるのはステッカーで、こちらも来場者に配布していた
塗り絵コーナー。ピカチュウもクリスマス仕様に
ランプにいる青いサンタクロースと無線で会話できるコーナー。子供からの質問やリクエストに気軽に応えていた

 この第2ターミナル5階から展望できる60~64番スポットに出入りする飛行機には、水絵や横断幕による送迎も実施した。従来こうした送迎イベントは特定便を対象に実施していたそうだが、今回は展望エリアからも見てもらえるよう、スポットを決めて実施することにしたという。

 出発機/到着機にクリスマスを祝う水絵を披露したほか、幸せな1日を願うメッセージを込めた横断幕による見送りも実施。横断幕はハイリフトローダーに乗って掲げるという珍しいスタイルで、翼上席の人も含めて、乗客からはよりよく見えたのではないだろうか。

出発客や展望エリアに集まった人達に向けて水絵を準備
横断幕による見送り。プッシュバックされる際にはハイリフトローダーに乗って横断幕を掲げ、手を振って見送った

 ANAのクリスマスイベントは12月25日までの各日12時~17時に行なわれ、24日限定で先着順の似顔絵プレゼントも用意する。このほか、12月24日~25日に行なわれる羽田空港主催のクリスマスイベントでは、ANA Team HANEDA Orchestraによるクリスマス演奏会が以下のスケジュールで行なわれる。

ANA Team HANEDA Orchestraによるクリスマス演奏会

12月24日 13時~:国内線第1ターミナル2階 中央ホール
12月24日 18時~:国内線第2ターミナル5階 フライトデッキトーキョー
12月25日 18時~:国際線ターミナル4階 江戸舞台

(編集部:多和田新也)