ニュース

国内1000施設以上で使われる予約システム「OPTIMA」がPayPalに対応

2015年11月18日 発表

 PayPalとエス・ワイ・エスは11月18日、エス・ワイ・エスが提供する予約エンジン「OPTIMA」のPayPal対応を発表した。OPTIMAは国内のホテル、レストラン1149施設で導入されている国内最大のシェアを持つ予約エンジンで、この対応により、2016年初旬よりホテルやレストランなどでPayPal決済の導入が可能になる。

 PayPalは203の国と地域、100以上の通貨に対応したデジタル決済サービス。モバイルデバイスからの決済にも対応する。国内のレジャー産業では、北海道の「ルスツリゾート」や、「アパホテル」の外国語Webサイト、「ゲストハウスイン京都」のBooking.comからの予約で対応するほか、JTBが展開するモバイル端末を使ったデジタルチケットサービス「PassMe!」でも決済手段として導入している。また、「FastBooking」「Ability Consultant」が提供する予約エンジンもPayPalに対応している。

 エス・ワイ・エスでは、急増する訪日観光客が求める決済手段として導入が不可欠であるとし、導入のメリットとして、ホテルがクレジットカード情報を得る必要がなくなること、24時間の不正取引監視システムや、不正が発生した際に売り手、買い手の被害を保護する制度、24時間365日の顧客サポート、最短3日で出金できることなどを上げている。

PayPalに対応した予約エンジンや国内観光産業での導入事例
「OPTIMA」の導入実績。1149施設が導入
エス・ワイ・エスがPayPalを導入した理由
PayPal導入で観光施設、海外旅行者の不安解消に期待している

(編集部:多和田新也)