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東京表参道に塩引き鮭や村上牛が堪能できる「新潟村上カフェ」
10月1日~31日の期間限定でオープン
(2015/10/3 00:00)
- 2015年10月1日~31日オープン
- 営業時間:11時30分~23時00分
新潟県村上市とカフェ「粋場」は、コラボレーションカフェ「新潟村上カフェ」を10月1日~31日に期間限定で東京 表参道にオープンしている。店内は、同市の民家をイメージしており、名産「村上牛」や「塩引き鮭」などを使った料理を堪能でき、地酒も味わえる。また、土曜日限定で瀬波温泉から直接湯を運び入れた足湯も体験できるなど、買い物で減ったお腹を満たし、歩いて疲労した足も癒せる至れり尽くせりなスポットとなっている。
村上市は新潟の最北端に位置しており、新潟北部の中心地として栄え、現在も城下町の風情が感じられる地域。市内の三面川には秋になると鮭が遡上し、特産物として知られている。また、発酵させるため家の軒先に鮭を吊るす風景も有名で、“鮭の塩引き街道”の景色は圧巻だ。豊富な湧出量を誇る瀬波温泉、平安時代から京都の貴族に献上されてきた鮭、美酒として人気の高い地酒、約600年前より続く堆朱、そして村上牛にのどぐろ、岩船産コシヒカリ、そして村上茶の食と、多くの魅力を持っている。
今回のコラボレーション店舗のオープンイベントに駆けつけた村上市 市長 高橋邦芳氏は「村上の素朴で純朴な風土に根ざしたおもてなしの心を届けたい」と語った。名産品についても「鮭を市民はとても愛しており、地域に密着している魚。100種類を超える料理があるなど、1年を通してすべての部分を食材として使う」と地元の鮭への愛を滲ませた。また「村上市は鮭・酒・人情(なさけ)の3つの“さけ”がある。食と人のよさを実際に訪れて感じてほしい」とアピールした。
新潟村上カフェのメニューは、粋場とコラボレーションしたオリジナルが中心。同市が食材を提供、粋場が考案した料理となっている。「村上牛のおにぎり」は、ふっくらとした“てまり”おにぎりに醤油をぬり、炙った村上牛を乗せたシンプルで素材の味を活かした一品。「塩引き鮭のラーメン」は鮭の旨味と豚骨ベースのスープがベストマッチ。塩引き鮭の皮と骨も漬け込むなど素材を余すことなく使っている。
さらに、「新潟村上市うんめもん大使」の奥田政行シェフ考案の「塩引き鮭のカリカリ焼き アーリオ・オリオ・ペペロンチーノソース」は、濃厚な鮭の美味しさとソースの相性が抜群でお酒の進みが早くなるひと皿だ。地酒は優しい口当たりに香りのよい「〆張鶴 純」が冷やで味わえる。営業時間は11時30分~23時。
料理に舌鼓をうった後は、瀬波温泉から直送された足湯で心と足を癒すのがおすすめだ。源泉は95度前後と高温だが、加水をせずに自然に温度を下げて使用しており、透明で硫黄の香りもせず入りやすい。また、少し熱めのお湯ながら、すぐにすっと汗が引き、足湯体験の後は肌がツルツルになった。足湯エリアは6人掛けで、毎週土曜日限定のオープン。
なお、今回のコラボレーションは粋場を中心に表参道界隈の7店舗でもコラボメニューを展開している。
「ORIENTAL Recipe Cafe」では「村上の海の幸(ヒラメ、ズワイガニ、はらこ、鮭)をちりばめた大人の89Zen(薬膳)ワンプレート」。
「表参道 Bacchus」では「新潟市村上産直送一匹丸ごとのど黒♪腹グロ?香草焼き」。
「TOWN DESIGN CAFE OMOTESANDO」では「素王卵と無花果を使用した“秋の味覚”たっぷりのフレンチトース」などメインからデザートまで豊富なラインアップを用意。
また、美容室「Digz hair」と「BRIDGE」の来店者を対象に村上紅茶・富士見園の「雪国紅茶」をプレゼント。クセがなく、とてもさらりとしており飲みやすい。北陸新幹線の車内でも販売される人気のドリンクだ。なお、毎週土曜に粋場来店の先着50名の“村上”さんへも村上紅茶のプレゼントを実施する。
「新潟村上フェア in 表参道」として表参道全体で新潟村上の風土、味覚、観光の魅力が楽しめるイベントとなっている。
店舗情報
名称:新潟村上カフェ
所在地:東京都渋谷区神宮前3丁目21-17(粋場)
電話:03-6447-2457
営業時間:11時30分~23時(テラス席~21時)
定休日:月曜日