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米国国土安全保障省、成田空港を事前入国手続きができる「プリクリアランス対象空港」に

 米国国土安全保障省は5月29日、成田空港ほか世界の10空港を新たに、米国の税関、入国管理、検疫を出発時に済ませられる「プリクリアランス」の対象空港として交渉に入ると発表した。

 もし交渉が成立し、成田空港が「プリクリアランス」の対象になれば、成田空港で米国直行便に乗る前に税関、入国管理、検疫の審査と手続きが受けられるため、到着した米国の空港ではこれらを通過でき、審査の列で待たされることなく、国内線と同じように降りることができる。

 なお、米国の「プリクリアランス」の対象として交渉に入るのは、成田空港ほか、ベルギー ブリュッセル空港、ドミニカ共和国 プンタカナ空港、オランダ アムステルダムエアポートスキポール、ノルウェー オスロ空港、スペイン マドリード・バラハス国際空港、スウェーデン ストックホルム・アーランダ空港、トルコ イスタンブールアタテュルク国際空港、英国 ヒースロー空港、マンチェスター空港。

(編集部:柴田 進)