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国交省、羽田~北京、上海、広州線を毎日2便ずつ10月末より運航開始することを中国当局と合意

2015年5月19日発表

 国土交通省は、大塚洋 大臣官房審議官と中国 ハン・ジュン民用航空局国際司長による航空当局間非公式協議が5月14日、15日に北京で開催され、羽田空港の昼間時間帯路線について以下の内容の合意に至ったと発表した。

 2015年10月末(2015年冬期スケジュール)より日中双方の航空会社が以下の便の運航を開始する。

・羽田~北京 日中双方2便/日
・羽田~上海 日中双方2便/日
・羽田~広州 日中双方2便/日

 また、羽田空港の深夜早朝時間帯路線、成田空港路線について、航空会社の準備が整いしだい、早ければ2015年夏期スケジュール中にも運航開始する。

 日中の航空路線は、日本企業が旅客便を週238便、貨物便を週56便運航。中国企業が旅客便を週570便、貨物便を週26便運航している。運航している企業としては、日本側がJAL(日本航空)、ANA(全日本空輸)、日本貨物航空の3社、中国側は中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、上海航空、厦門航空、深セン航空、山東航空、春秋航空、天津航空、上海吉祥航空、中国国際貨運航空、中国貨運航空、揚子江快運航空、中国貨運郵政航空の14社となっている。

編集部:柴田 進