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JR東日本、田町駅~品川駅間の新駅名を「高輪ゲートウェイ」駅に決定。2020年春開業

2018年12月4日 発表

JR東日本は、田町駅~品川駅間の新駅の駅名を「高輪ゲートウェイ」駅に決定した

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は12月4日、山手線・京浜東北線の品川駅と田町駅の間に開業予定の新駅の名前を「高輪ゲートウェイ」駅に決定した。開業は2020年春を予定している。

 駅名は、JR東日本が6月に初めて行なった一般公募で決定したもの。応募総数は6万4052件、応募種類は1万3228種類が集まった。ちなみに公募では「高輪」「芝浦」「芝浜」などが多かったという。

 JR東日本は、駅名の選定理由について「新駅の周辺は古来より街道が通じ江戸の玄関口として賑わいをみせた地であり、明治時代には地域をつなぐ鉄道が開通した由緒あるエリアという歴史的背景を持っている。新しい街は、世界中から先進的な企業と人材が集う国際交流拠点の形成を目指しており、新駅はこの地域の歴史を受け継ぎ、今後も交流拠点としての機能を担うことになる。新しい駅が、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、街全体の発展に寄与するよう選定した」としている。

 また、合わせて駅の照明デザインとコンセプト、デザイナーも発表。デザイナーには、東京駅丸の内駅舎ライトアップを手掛けた照明デザイナーの面出薫氏を起用し、「街のランドマークとなる暖かな光の駅舎」をコンセプトに、建築の特徴である大屋根を照らし上げることで、柔らかな光に包まれたコンコースを作るとしている。

 なお、JR東日本では「高輪ゲートウェイ」の応募者と、さらに応募したすべての人から抽選で100名に賞品(クリスタルペーパーウェイト)をプレゼントするとしている。

駅舎内のイメージ