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東急、世田谷線の前身「玉電」こと玉川線開通110周年イベントで招き猫ラッピング

沿線の豪徳寺の協力で。つり革も招き猫仕様に

2017年8月31日 発表

東京は玉川線開通110周年イベントを実施する

 東急(東京急行電鉄)は、世田谷線の前身にあたる玉川線の渋谷駅~玉川駅開通から110周年を迎えることを記念したイベントを実施する。

「玉電」こと玉川線は1907年に渋谷駅~玉川駅間で開通、1925年にその支線として三軒茶屋駅~下高井戸駅間が開通したが、1969年に玉川線本線が廃止となり、残った支線は世田谷線に改称されたという経緯がある。

 イベントでは、招き猫の発祥とされる沿線の豪徳寺の協力を得て、車体に招き猫のラッピングを施し、車内のつり革も招き猫仕様、床面には猫の足跡を貼り付ける。

玉電110周年記念 幸福の招き猫電車

運行期間:2017年9月25日~2018年3月末予定
運行区間:世田谷線 三軒茶屋駅~下高井戸駅
車両:300系車両1編成(2両)

 このほか、玉電開業当時の旧車体色のラッピング車両の運行や記念ポスター掲出が始まっており、10月28日~29日、11月4日~5日に豪徳寺で素焼きの招き猫への絵付けワークショップが開催されるなど、各種企画を予定している。詳細は9月11日10時公開のキャンペーンサイトを参照のこと。

つり革も招き猫仕様