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JR東日本、群馬/栃木を疾走した107系電車が9月に定期運行終了
8月18日までお別れメッセージを募集。日帰り旅行商品も発売
2017年8月3日 17:18
- 2017年9月 定期運行終了
JR東日本(東日本旅客鉄道)は、群馬・栃木を走る通勤型車両「107系」の定期運行を2017年9月で終了すると発表した。
107系は1988年(昭和63年)、165系急行型電車との置き換えを目的に、JR東日本発足後初めての自社製造車両として製造された3扉・オールロングシートの通勤型電車。クリーム色の車体に緑とピンクのラインが描かれており「サンドイッチ車両」として親しまれていた。
107系の定期運行終了に伴い、8月2日から9月下旬まで車体に「ありがとう107系」のシールを貼付して運行するほか、現在107系が走る両毛線各駅には横断幕を掲出する。
またJR東日本高崎支社では、8月18日まで107系電車お別れメッセージを募集している。専用用紙に107系電車との思い出やエピソードを記入し、信越本線(高崎駅~横川駅)、上越線、両毛線、吾妻線の各駅に設置した応募箱に投函すると、9月上旬から10月7日まで車内で掲載される。
さらに運行終了後には107系を使用した日帰りの旅行商品「ありがとう107系の旅」を発売。出発日は10月1日と7日で、各日2コースの計4コースを用意。各コース80名募集している。JR東日本高崎支社のWebサイト内にある専用パンフレットに必要事項を記入し応募、8月15日の消印まで有効となっている。参加者には記念ミニプレートや107系のつり革、オリジナルバッグをプレゼントする。詳細はWebページを参照のこと。
ありがとう107系の旅
出発日:10月1日(吾妻線コース、上越線コース)、7日(信越本線コース、両毛線コース)
応募締め切り:2017年8月15日消印有効
抽選日:2017年8月21日
価格:大人1万700円、子供1万70円
募集人数:各コース80名
Webサイト:ありがとう107系の旅