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東京ディズニーシー、華やかにイースターを祝う「ファッショナブル・イースター」をスタート
花々であふれる2年ぶり2度目のファッショナブル・イースターはフォトスポット満載!
2017年4月6日 18:54
- 2017年4月4日~6月14日 実施
東京ディズニーシーは4月3日、4月4日~6月14日まで実施する春のスペシャルイベント「ディズニー・イースター」のショー内容やグッズなどを公開した。昨年は15周年イベントが実施されたため、2015年以来、2年ぶり2度目の開催となる。
東京ディズニーシーのイースターは、メディテレーニアンハーバーで行なわれる色鮮やかで個性的なファッションをテーマにした公演「ファッショナブル・イースター」や、パーク内の華やかな飾り付け、スペシャルグッズやグルメの数々が登場している。
“イースターバニーボンネット”で着飾ったミッキーたちのフォトロケーションが登場
15周年のデコレーションが終了したディズニーシープラザを抜けると、カラフルなイースターのデコレーションがされたゲートが登場。エンポーリオの外側にはランウェイを歩くミッキーたちの姿がディスプレイされ、鏡に自分を映すと自分も一緒に歩いているようなシーンが撮影できる仕掛けになっている。
イースターでは、生誕を意味するタマゴをカラフルにペイントした「イースターエッグ」や、多産と豊作の象徴であるうさぎをモチーフにした「イースターバニー」がよく登場する。メディテレーニアンハーバーの広場は、このカラフルなイースターエッグと春をイメージさせる色鮮やかな花で飾られ、とても華やか。
メディテレーニアンハーバー内にはイースターバニーボンネットで着飾ったミッキーたちのフォトロケーションが4カ所登場。特に「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」前の階段に3カ所が集中し、カメラマンが常駐するフォトロケーションでは撮影の際に使う小物のフォトプロップスも貸し出しされている。
ちなみに海外ではイースターの日に仮装パレードが行なわれ、派手に飾り付けしたボンネット(帽子)をかぶるのも定番。イースターバニーボンネットはそんなボンネットのなかで、うさぎの長い耳を付けた帽子のことを言う。各キャラクターたちがどんなイースターバニーボンネットで着飾っているかに注目だ。
また、タワー・オブ・テラー前のウォーターフロントパークでも、カラフルなイースターエッグと花々でデコレーションされたスポットが多数登場し、広場全体が華やかな雰囲気に包まれている。楽曲を演奏する「東京ディズニーシー・マリタイムバンド」もディズニー・イースターのパステルカラーの衣装で登場。パーク内を盛り上げていた。
4つのエリアがファッションを競い合う「ファッショナブル・イースター」
メディテレーニアンハーバーで行なわれるメインショー「ファッショナブル・イースター」は、1日3回、約25分間の公演。東京ディズニーシーの4つのエリアそれぞれの個性を発揮したファッションに身を包んだキャラクターたちが登場する。2015年の「ファッショナブル・イースター」と比べ、キャラクターたちの衣装が一新され、ダンサーたちの衣装も帽子がイースターバニーボンネットに変更されている。
ショーは水上バイクの登場で始まり、ファッションアーティスト4人が乗ったイースターの船を先頭にアメリカンウォーターフロント、マーメイドラグーン、ロストリバーデルタ、ミステリアスアイランドの各船も登場。
アメリカンウォーターフロントのグローリア・デ・モードの紹介で、各ポートのキャラクターとダンサーがステージに登場。個性豊かなファッションとダンスを順番に披露していく。
各チームのファッションの披露がダンスバトルのようになり、チームのキャラクターたちも順番に登場。アメリカンウォーターフロントはミッキーとミニーが、マーメイドラグーンはチップとデール、クラリスが、ロストリバーデルタはグーフィーとマックスが、ミステリアスアイランドはドナルドとデイジーがチームの個性あるファッションとダンスを披露していく。
しかし、それぞれ自分が1番だと競い合う状況を見たミッキーが「この人たち、やっぱり自分が1番だと思ってるみたいだね」と言うと、ミニーが「ファッションは個性よ。順番なんて付けられないのに」と返し、ミッキーが「そうだね、いろいろな個性があるから楽しいんだよね。ほら、君も、君も、みんなすてきじゃないか!」と言ってダンサー同士で打ち解け合ってフィナーレへ。
船上にいたグローリア・デ・モードたちもステージに登場し、イースターを祝うダンスを披露。最後に船には大きな花が咲き、全員で「ハッピーイースター」と声を合わせたところで打ち上げ花火が打ち上がって華やかにクライマックスを迎えた。
見た目も鮮やか! 卵がテーマのイースター期間中のスペシャルメニュー
パーク内では、イースターをイメージしたスペシャルメニューが販売中。フォトスポットが近くに集中するザンビーニ・ブラザーズ・リストランテでは、「スパゲッティ・カルボナーラ」と「ミルクとマンゴーのプリン」にソフトドリンクのチョイスが付いた「スペシャルセット」(1580円)が登場。アスパラやキノコ、ベーコンがたっぷり入った濃厚なカルボナーラに、スライスしたグラナ・パダーノや黒こしょうがたっぷりかかった満足感のある逸品。ミルクプリンは中にマンゴープリンが入って、スプーンを入れると卵のような見た目も面白い。甘酸っぱいベリーソースと一緒に美味しく食べられる。
ドリンクはソフトドリンクのなかから選べるほか、プラス400円でスパークリングカクテルに変更もできる。グリーンアップルのリキュールとシロップを使った、グリーンアップル風味の甘くて飲みやすいアルコールのカクテルだ。上部にはオレンジゼリーも浮かび、見た目にも華やか。680円でも単品注文できる。
このほか、メディテレーニアンハーバーの広場に面する「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」では、春らしい彩りの卵サンド「コーンドビーフとエッグサラダのサンド」に、ピーチムースとソフトドリンクがセットになった「スペシャルセット」(990円)が販売中。マーメイドラグーン内の「セバスチャンのカリプソキッチン」では、ローストチキンや卵がサンドされた「ピンクのバンズサンド」にフレンチフライポテトとソフトドリンクがセットになった「スペシャルセット」(990円)が販売されている。セットにできるスーベニアランチケースは東京ディズニーランドと共通のデザインだ。
スナックは、アラビアンコーストのスナック売り場「サルタンズ・オアシス」では、「スプリング・テール」(500円)が販売中。普段「チャンドゥテール」として売られているオレンジの尾が、ピンクのしましまになり、うさみみやしっぽをイメージさせるポイントも付いた、かわいい形にアレンジされている。中はチキンの入ったチーズカレーの肉まんで、甘い生地とスパイシーで甘口のチーズカレーで、小さな子供でも食べられる。
卵型になったキャラクターたちがモチーフになったスーベニアも登場。「グミキャンディー、ミニスナックケース付き」や「カラフルチョコレート、ミニスナックケース付き」(780円)は卵型になったデイジーとミニーが登場。
「チェリー&ホワイトチョコレートのムースケーキ、スーベニアキャセロール付き」(880円)もお皿の底面が卵型になったキャラクターが描かれているほか、「ピーチムース、スーベニアカップ付き」(750円)はカップ自体が卵型。各店舗でセットメニューに付けられる「スーベニアランチケース」(プラス870円)も卵型のキャラクターが勢揃いしている。「ポップコーン、バケット付き」(2300円)にも、上部ウサ耳を付けた、卵型のミッキーのスペシャルバージョンを販売中だ。これらも東京ディズニーランドと共通のデザインだ。
ファッショナブル・イースターのスペシャルグッズも多数登場
ファッショナブル・イースターのスペシャルグッズは、パステルカラーを使ったカラフルなデザインが特徴。「パーカ」(5300円)や「Tシャツ」(2500円)などのほか、雑貨が多数発売されている。
キャラクターがイースターエッグ型になったグッズも多数登場し、卵パックのようにパッケージされた「アソーテッド・チョコレート」(1700円)などは人気が高かった。
パーク内で身に着けられるグッズとしては「うさみみカチューシャ」(1300円)が大人気。東京ディズニーシーではファッショナブル・イースターで登場するチームをイメージしたうさみみカチューシャ用の「パッチン」(800円)も販売されている。好きな色のうさみみとパッチンを組み合わせられる仕組みだ。
春のスペシャルイベントとして定番となったディズニー・イースター。もとはといえばハロウィーンがこれだけ知名度が高くなったのもディズニーリゾートの影響が大きかったと言われているほど。数年後にはパーク外でもイースターを祝うのが当然になっているかも? パーク内のデコレーションから、ショー、グルメ、グッズと「ファッショナブル・イースター」は華やかで明るい祝祭だ。鮮やかな花でいっぱいの、さわやかな春のパークを楽しみたい。
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