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「ブライトリング DC-3」による世界一周飛行への挑戦がスタート。スイス・ジュネーブを出発
4月~5月に日本に寄航。熊本、神戸、福島での周回飛行も予定
2017年3月10日 14:33
- 2017年3月9日(スイス時間)出発
スイスの時計メーカーであるブライトリングは、同社が支援する「ブライトリング DC-3」による世界一周飛行への挑戦「ブライトリング DC-3 ワールドツアー」がスタートしたことを発表した。3月9日(現地時間)にスイスのジュネーブ空港を飛び立った。
ブライトリングは航空機の遺産保全として、ロッキードの「スーパーコンステレーション」とダグラスの「DC-3」を修復するプロジェクトをサポートしている。第二次世界大戦前、戦後の時期に活躍し、戦中は輸送機として軍でも運用された。
世界一周に挑戦する「ブライトリング DC-3」は、ブライトリング・カラーに塗られた登録記号「HB-IRJ」の機体。1940年3月9日に初飛行。それから77周年を迎えた日に世界一周飛行への挑戦がスタートしたことになる。
ブライトリングでは、ブライトリング DC-3 ワールドツアーを記念して、500個限定生産のパイロットウォッチ「ナビタイマー」を発表。特別な刻印に加え、ブライトリング DC-3機長の署名入り飛行証明書を添付する。発売は2017年秋の予定。
ブライトリング DC-3 ワールツアーは、スイス・ジュネーブを出発後、いわゆる「南回りヨーロッパ線」のように中東、南アジア、東南アジアを経由して日本へ。その後は北寄りのルートで太平洋を越え、北米を横断。グリーンランド、アイスランド経由で大西洋を越えて、ヨーロッパへと戻るルートを予定している。
日本では、沖縄、熊本、岩国、神戸、福島、帯広への寄航が予定されている。なかでも、4月30日には熊本(阿蘇、熊本城)上空、5月19日~21日に神戸市近郊上空、5月26日~27日に福島県(中通り、会津)上空をそれぞれ周回飛行する計画となっている。イベントの詳細は、Facebookページなどで紹介していく。