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JR東日本、南武線開業90周年イベントを実施

3月9日から記念列車を川崎駅~登戸駅で運行、記念グッズの販売など

2017年3月9日 運行

3月9日に開業90周年を迎える南武線は、記念列車の運行などを実施する

 JR東日本(東日本旅客鉄道)の横浜支社は、3月9日に南武線の川崎駅~登戸駅間が開業して90周年を迎えることを記念して、記念列車の運行やオリジナルグッズの販売、各種イベントなどを開催する。

南武線記念列車の運行

 南武線E233系の1編成を記念列車として、南武線開業90周年記念ロゴマークをもとにデザインしたヘッドマークを取り付けて運行。車内では中吊り広告部分に南武線にまつわる写真などを掲出、吊り手に開業90周年を記念した装飾などを施す。

 開業日の3月9日に、この列車を川崎駅発登戸駅行の臨時列車(各駅停車)として運行し、川崎駅、尻手駅、武蔵小杉駅、武蔵中原駅、武蔵溝ノ口駅では、駅長が出発合図を行なう。3月10日以降は定期列車として当面の間運行するとしている。

3月9日に運行される南武線記念臨時列車のダイヤ

南武線90周年記念グッズの販売

 南武線 川崎駅~立川駅間のNewDays、NewDaysKIOSK、KIOSKでは、記念ロゴマークをデザインした「チョコクランチ」(648円)と「ボールペン」(430円)を発売する。チョコクランチは4月中旬から、ボールペンは3月11日からの発売を予定している。

記念ロゴマークをデザインした「チョコクランチ」(648円)と「ボールペン」(430円)

鉄道グッズの販売

 アトレ川崎店1階トモズ口(ぐち)では、3月9日の10時~21時に南武線90周年記念グッズと鉄道グッズを販売。南武線73系や京浜東北線103系などをモチーフにした「アクリルキーホルダー」(各種500円)、「南武線90周年記念サボプレート」(1620円)などを販売する。

アトレ川崎店1階で、「アクリルキーホルダー」(各種500円)、「南武線90周年記念サボプレート」(1620円)などを販売する

川崎駅、武蔵小杉駅、武蔵溝ノ口駅でイベントを実施

 南武線 川崎駅~登戸駅の14駅のコンコースなどにおいて、3月1日~5月31日の期間、南武線にまつわる思い出の写真や歴史年表を展示。2月12日まで一般から募集していた「あなたが思い描く90年後の武蔵小杉駅」の絵画60点を、3月1日~31日の期間、武蔵小杉駅の南武線ホームと横須賀線ホームとの連絡通路壁面に展示する。

 川崎駅南武線ホームの東京方面の乗り換え階段では3月1日~5月上旬(予定)の期間、南武線にまつわる階段アートを施す。

 また、「春を感じて歩く~川崎たちばな今昔物語~」と題したハイキングイベントを、3月1日~31日の期間実施している。NewDays 武蔵溝ノ口で9時30分~11時30分の時間に参加を受け付けており、約7.5kmのコースを約2時間30分かけて散策。1300年近い歴史がある影向寺、史跡橘樹官衙遺跡群(影向寺遺跡、橘樹郡衙跡)などがコースに含まれている。

 さらに4月中旬からは「南武線開業90周年記念クイズラリー」を予定しており、詳細が決まり次第案内するとしている。

南武線にまつわる思い出の写真や歴史年表を展示する
2月12日まで一般から募集していた「あなたが思い描く90年後の武蔵小杉駅」の絵画60点を展示する
川崎駅南武線ホームの東京方面の乗り換え階段では3月1日~5月上旬(予定)の期間、南武線にまつわる階段アートを施す
武蔵溝ノ口から武蔵新城までを散策するハイキングイベントを、3月1日~31日の期間実施している