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JAL、成田山新勝寺とのコラボ企画「成田で縁結び」を含めたバレンタインイベントを開催
手書きメッセージが書かれた受託手荷物の特製タグも1000枚以上用意
2017年2月15日 12:05
- 2017年2月14日 実施
JAL(日本航空)は2月14日、成田空港において「JAL バレンタインデーイベント」を開催した。
イベントの目玉は成田山新勝寺とタイアップした空港縁結び企画「成田で縁結び」で、今年で4回目を数える。成田空港から出発する乗客に記載してもらった“恋のお願い事”を、同寺の光明堂(重要文化財)に奉安されている「愛染明王」の宝前で縁結び祈願するもの。愛染明王は古くから縁結びにご利益があるとして知られ、現在も若い女性を中心に人気のスポットとなっている。
チェックインカウンターの前に置かれた特設ブースでカードに願いごとを書き込み、それを同社が2月15日~3月14日の間に乗客のかわりに奉納してくれる。国際線空港らしく、ブースには日本語のほか、英語や中国語で「結婚できますように!」といったサンプルが掲げられていた。
また、チェックイン時にはスタッフからチョコレートが配られ、手作りフォトフレームや機長の帽子を模したフォトプロップスを使った記念撮影なども行なわれた。
このイベントのほか、サプライズとして、手荷物受託時のメッセージ付きタグの取り付けも行なわれた。これは乗客からトランクなどの手荷物を預かる際に、ランダムで空港スタッフがメッセージを記入した特製タグを取り付け、到着した際に手荷物を受け取るとき初めて分かるというもの。特製タグは1000枚以上用意され、その一つ一つがメッセージが異なるという、細やかな心遣いがされている。運よく受け取った人はきっと、喜ぶことだろう。
搭乗ゲートでも記念撮影とチョコレートの配布が行なわれており、取材したグアム行き JL941便の乗客にもスタッフが温かなおもてなしをしていた。近郊のリゾート地に向かう便だけに若い団体客も多く、ほぼ満席ということもあり、イベント効果と相まってフロアはにぎやかな空気に包まれていた。