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「決戦!雪のファイナルファンタジー」や「白いスター・ウォーズ」も見られる「さっぽろ雪まつり」
プロジェクションマッピング動画を掲載。2月12日まで
2017年2月9日 13:09
- 2017年2月6日~12日 開催(大通会場)
世界的に著名なイベントとなっている「さっぽろ雪まつり」(SAPPORO SNOW FESTIVAL)が2017年2月1日に「つどーむ」(北海道札幌市)で開幕した。メインとなる大通会場・すすきの会場は6日に開幕し、会期はいずれも12日まで。3会場にはさまざまな雪像や氷像などが展示されている。
メイン会場となる大通会場に、同会場の開幕日夜に訪れることができたので、ここにその模様を紹介する。雪まつり会場は昼に訪れる人も多いが、可能であるならば夜に訪れるのがお勧めだ。夜であれば雪像をより白く見ることができ、多数のイルミネーションが雪像や氷像をより美しく見せてくれる。
雪まつり=雪像が一般的なイメージだが、近年の流れとして雪像をスクリーンに見立て、そこに3Dプロジェクションマッピング映像を投影し、複合コンテンツとした作品が増えている。とくに札幌の地元テレビ局がスポンサードする雪像に多く見られ、さすが映像のプロと思えるほどの作品を見ることができる。
2016年開催の際はアジアからの観光客が多かった印象を持ったが、2017年開催ではヨーロッパからの人が増えているように見えた。また、人気の集まっている場所は、美しい記念写真を撮りやすいエリアと、プロジェクションマッピングの上映が行なわれているエリアとなっており、とくにプロジェクションマッピングの上映時は身動きもできなくなるほどの状況になっていた。
「北海道 食の広場」と名付けられたエリアでは、ちょっとした食べ物や飲み物を販売する店舗が立ち並び、お祭りならではの活気を感じながら地元の味覚などを楽しむことができる。
さっぽろ雪まつりは無料のイベントとなっており、期間中の札幌市内は多くの観光客で賑わう。北海道以外から訪れる場合、北海道新幹線の開通で北海道へ行く手段は増えたものの、やはり航空機で訪れるのが一般的。航空券や宿の確保などがすでに難しいかもしれないが、LCC(格安航空会社)の増加により新千歳空港への航空便は増えており、キャンセル待ちなどを根気よく探すのもありだろう。