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Airbus、A380型機の飛行試験機をパリのル・ブルジェ航空宇宙博物館で展示へ

そのほか3機の試験機をトゥールーズのエアロスコーピアで展示

2017年2月7日(現地時間)発表

パリの博物館へ譲渡されるエアバス A380型機の飛行試験機「MSN4」(英国時間2016年7月16日撮影)

 Airbusは2月7日(現地時間)、航空遺産保管への貢献の一環として、エアバス A380型機の試験機「MSN4」ほか、4機を2つの博物館へ譲渡することを発表した。

 譲渡するのは、エアバス A380型機の試験機「MSN2」「MSN4」、A320型機の試験機「MSN1」、A340-600型機の試験機「MSN360」の4機。

 このうち、A380型機の「MSN4」は、パリ航空ショーの会場としても知られるル・ブルジェ空港に隣接する「ル・ブルジェ航空宇宙博物館」へ譲渡され、2月14日(同)に現地に到着する。その後、保存ならびに展示のための改装を施されたのち、2018年から一般展示が行なわれる予定。

 そのほかの3機は、Airbusの工場があるフランス・トゥールーズにある博物館「エアロスコーピア」へ譲渡。2年かけて整備が進められる博物館北側のエリアに展示されるとしている。