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2016年プロ野球日本一の北海道日本ハムファイターズがJALのチャーター機で優勝旅行に出発

栗山英樹監督や大谷翔平選手らが成田空港からハワイ・ホノルルへ

2016年12月12日 出発

2016年プロ野球日本一の北海道日本ハムファイターズの監督、選手らが優勝旅行へ

 2016年のプロ野球シーズンで、4年ぶり7度目のパシフィック・リーグ優勝。続く日本シリーズでも、広島東洋カープを下して10年ぶり3度目の日本一に輝いた北海道日本ハムファイターズの監督、選手らが、12月12日、JAL(日本航空)のチャーター機でハワイ・ホノルルへの優勝旅行に出発した。

 シーズン中は最大11.5ゲーム差をひっくり返しての逆転優勝で盛り上げ、シーズン終了後には二刀流で知られる大谷翔平選手の来年以降のメジャー移籍を容認するなど、2016年はなにかと話題の多い北海道日本ハムファイターズ。優勝旅行への出発は成田空港からとなったが、12月10日から北海道を襲った大雪の影響で、成田空港への到着が遅れる関係者もいたそうだが、選手やその家族ら球団関係者141名、そのほかの関係者21名の総勢162名が無事に集まった。

 チャーター機の搭乗ゲートとなった成田空港第2旅客ターミナル62番搭乗口では、栗山英樹監督、選手会長の大野奨太選手へ、JALの地上スタッフから花束を贈呈。さらに、優勝記念の特別塗装を施したモデルプレーンが、JAL北海道地区支配人の中島喜一氏から贈られた。

 また、北海道出身である同便の窪田善夫機長も挨拶。「日本一まことにおめでとうございます。ご縁ありまして、私どもJALの翼が、皆さまのご旅行のお手伝いをさせていただきますこと、大変光栄に思います。また、北海道出身の私にとりまして、これ以上の幸せはございません。快適にお過ごしいただけますよう努めてまいりますので、ごゆっくりとおくつろぎいただければ幸いです」と述べた。

選手らが待ち時間を過ごしたラウンジで用意された光るフォトフレーム
チャーター機の搭乗口前でセレモニー実施
朗らかな表情を見せる栗山英樹監督(左)。右は選手会長の大野奨太選手
優勝をお祝いする横断幕
栗山監督、大野選手に花束を贈呈
栗山監督へ、日本航空株式会社 北海道地区支配人 中島喜一氏から優勝特別塗装のモデルプレーンをプレゼント
北海道出身の窪田機長が挨拶
プレゼントされた優勝特別塗装のモデルプレーン
記念撮影

 チャーター機は、ボーイング 787-8型機(登録記号:JA831J、186席仕様)が用いられ、先述のとおり、球団関係者とそのほかの関係者162名、運航/客室乗務員計11名が搭乗し、18時57分にプッシュバックを開始。JAL関係者に横断幕で見送られホノルルへ出発した。

 予定では、6時30分(現地時間)にハワイ・ホノルル空港に到着するスケジュール。現地で4泊し、帰国便は16日10時30分(現地時間)発、翌17日14時55分成田空港着のJALチャーター機が予定されている。機内では栗山英樹監督が住む栗山町の小林酒造が作った「栗山英樹」の名を冠した日本酒や、ビールかけで用いられたサッポロビールが取り扱うシャンパンなど、特別なサービスが用意されるという。

栗山監督を先頭に、中田翔選手、大谷翔平選手らが続々と機内へ
18時57分にプッシュバックを開始
見送りの横断幕を用意
地上走行を開始
優勝旅行へ向かう北海道日本ハムファイターズの監督、選手らを見送る