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アパホテル、国内最大級2007室の大型ホテル「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」グランドオープン
アパグループ代表の元谷外志雄氏、アパホテル社長の元谷芙美子氏が披露式典参加
2016年12月7日 20:55
- 2016年12月7日 グランドオープン
アパホテルは12月7日、「EAST WING」棟の増築により国内最大級2007室を備える大型ホテルとして「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」(千葉県千葉市美浜区)をグランドオープンした。同日、アパグループ代表の元谷外志雄氏、アパホテル社長の元谷芙美子氏らが参加してグランドオープン披露式典が行なわれた。
同ホテルは、今回増築した「EAST WING」棟の506室、既存の「WEST WING」棟の500室、地上50階建の「CENTRAL TOWER」棟の1001室をあわせて、2007室を備えた。増築したEAST WING棟の外観は、黒を基調にゴールドのポイントタイルを施したデザインで、CENTRAL TOWER棟を中心にWEST WING棟とのシンメトリーとした。
また、EAST WING棟内にフロント・ロビーが移設され、チェックインの混雑を緩和させるためアパホテルオリジナル「自動チェックイン機」を開発して初導入、アパ会員のスピーディーなチェックインを可能とした。
客室では、50型以上の大型液晶テレビや快眠を追求したオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」、室内の明るさにこだわったシーリングライトを標準設置する。
記者会見で元谷代表は「(このホテルを)11年前に取得しましたが、この敷地を見ると容積率の40%しか使っておらず残り60%使うことができることから、購入時から増築を計画していた。第1回の増築で1500室になりましたが稼働率は93.2%となり2000室でも大丈夫かなと、2001室でプレオープンした稼働率が95%となり、まだ50日間ですが9割を超えた。たぶん92~93%(の稼働率)はいくのかな」と今後の期待感を語った。
また、元谷代表は「この場所のよさは羽田と成田の中間でどちらからのアクセスもよく、ディズニーランドからいい位置にあること。(このホテルは)チェックインの時間帯もバラけていますが、今回は毎日4000人が来られる状況から自動チェックイン機をメーカーと共同開発して日本で初導入します。先日新たに50台を購入して、今後順次大型ホテルには自動チェックイン機を導入していきます」と予告した。
今回増築されたEAST WING棟内には、アパホテルでは初となるペットと泊まれるドッグラン併設の「コテージツイン」(全6室)を用意。また、女性専用の大浴殿「若紫の湯」が新設され、宿泊者はCENTRAL TOWERの「玄要の湯」とWEST WINGの「飛翔の湯」と合わせて、40種48の浴槽と3種6室のサウナを利用できる。
記者会見で、元谷芙美子社長は「(アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉は)縁あって私達の基幹ホテルになりました。ビジネスホテルのイメージが強かった私達が、このホテルにより華やかなホテル展開ができるようになったのをうれしく思っています。また、年間90%を超える高稼働率を実現している皆様の頑張りに感謝しております」と挨拶するとともに「特に今回増築したEAST WINGは女性に優しい作りになっています。また、(同ホテルで導入する)ゆったり日帰りプランも内なるヒット商品で、女子会や若い方に支持をされて高稼働率を支えています」と明かした。
元谷芙美子社長は「今年は思い出深い年になりました、ニューヨークへの進出、カナダのホテルチェーンの買収、アパホテルとしてのブランド力も一段とアップできた。私は会社の広告塔を担っているので、愛されるホテルとして幕張のみだけでなく千葉県にもおおいに貢献できたらうれしく思います」と話した。