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ANAのマイルがたまる携帯電話サービス「ANA Phone」が12月上旬開始

ソフトバンクのネットワークを利用、端末は「Xperia XZ」で11月2日予約開始

2016年12月上旬 開始

ANA Phoneのオリジナルホーム画面

 ANA(全日本空輸)とソフトバンクグループのSBパートナーズは10月12日、携帯電話の利用に応じてANAのマイルが貯まる携帯電話サービス「ANA Phone」を12月上旬に開始すると発表した。契約者は毎月の利用料金プランに応じてマイルがたまるほか、ANA便への搭乗で「搭乗ボーナスマイル」が加算され、2年間で最大3万4400マイルがたまるという。

 ANA PhoneはSBパートナーズがMVNO(仮想移動体通信事業者)となって提供する。携帯電話ネットワークはソフトバンクのものを活用、提供するスマートフォンとして、ソフトバンクが「Xperia XZ」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を販売、旅をしている気分を感じられるオリジナルホーム画面、ライブ壁紙、ANAの就航地の世界時計ウィジェットなどがプリインストールされる。

 マイルは月々の料金プランに応じて付与。データ通信量が月間30GBの「ギガモンスター データ定額30GB(PT)と通話定額の「スマ放題」を組み合わせた月額1万1883円(ユニバーサルサービス料、消費税込)のプランを利用すると、月々600マイル、さらに1搭乗あたり4000マイルの「搭乗ボーナスマイル月間」が追加され、2年間でボーナス付与最大の5回搭乗すると携帯電話の利用と搭乗ボーナスマイルで合計3万4400マイルがたまることになる。

 料金プランは複数あり、もっとも安価に利用できるデータ通信量が月間2GBで通話定額のプランでは、月額7023円(ユニバーサルサービス料、消費税込)で月々300マイルの付与となるほか、搭乗ボーナスマイルの最大回数が2回となり、2年間の利用と2回の搭乗で合計1万5200マイルが付与される。

 なお、予約開始は11月2日から。「ANA Phone」のWebサイトにて予約を受け付け、詳細な情報を案内するという。

ANA Phoneのオリジナルホーム画面
時間帯に応じて背景が変わるライブ壁紙
時間帯に応じて背景が変わるライブ壁紙